今後の住まいの水周り工事は進んでいるが、とても大事なことを忘れていた。
それは、【排水の確保】 である。
井戸を掘って水が出るようにし、浄化槽を復帰させてもそのままでは使えない。
この排水部分を見落とせば目も当てれない惨状になることは必至。
放置されて久しい物件は、もう全てがそのまま使えないと思うほうが正しい。
今日は、友人が手伝いに来てくれている。一人で出来ないことは人がいるうちに
やっておかねばなるまい。
いつも、知人が訪ねてきてくれることは、本当にあり難いことだと思う。
そうでないと、どれだけ途方にくれることだろう・・・。
そんな訳で、まずはドブのフタをめくる。
フタはやたら厚みがある。一枚で50kg位あるだろうか。しかも埋もれているので表層の草と
土を除去した後に、バールを使ってめくっていくことになる。一番重かったのは、排水マスの
フタだった。おそらく80Kg以上はあると思われる。
ドブの淵は、コンクリートの面が張られ、一見強固に見えるのだが、既にドブの面より浮き
上がってしまっている。更には、縁取りのブロックが傾いてフタを押しつけ、簡単には外れなく
なっていた。経年変化というか、自然の力はどこにおいても偉大だと痛感する。
男手二人で、必死にフタをめくってみればこの通り。完全に土砂が詰まってどうしようもない。
空き缶やビニール袋など、ゴミも沢山一緒に埋まっている。
それにしても、中身の入ったわかめの袋 (未開封) が発掘されたのには不覚にも笑った。
仕方ないので、クワとスコップを使ってひたすら掘る。
ここまでくるともう、ドブさらいと言うよりかは、ドブを新規に作っているような感覚に近い。
日頃、田んぼの補修で鍛えていたことが、ここで実を結んだ。
なんとか排水を確保できるレベルまでに復帰させことに成功。
試しに、風呂になみなみと水を張ってから抜き、無事に流れることを確認。胸を撫で下ろす。
しかし、水を流すそばから、排水マスが泥で埋まっていくので、この部分はしばらくフタを
外したままにしておこう。
最後にやっておくべきは、網の設置。もともとマスに入っていた鉄製の網は腐食して使用
不能になっていたので、代用として廃コンテナをブツ切りにしたものを使う。
これには取っ手もあるので、ドブのメンテにはかなり便利なものが作れた。
ちなみにこのコンテナは、誰かが勝手に敷地内に捨てていったものだ。
本来ならば迷惑極まりない話だが、こうして使えてしまったりすると、なんとも釈然としない
気持ちになってくる。
更には、切り離した片割れの部分まで、上流部分のドブフィルターとして、使えてしまうのだから
恐れ入る。しかもテキトーに切断したにも関わらずこの寸法の正確さ加減。
もはや、このコンテナはドブが詰まるのを防ぐために作られたとしか思えない。
いちいち目的ごとに新たなモノを購入するほど資金は潤沢でない
複雑な気持を差し置いてみれば、今はとやかく言っていられない状況だと判る。
使えるものを使えるのなら、それで納得する他はあるまい。
このように、着眼点を少しスライドさせるだけで、ゴミと思っていたものが、有用なものに
化ける事が多々ある。
ここまで、農とは関係のない内容にも思えるものだったが、果たして、それはどうなのだろうか?
効果・効率の向上に、更なる投資を行うか、発想の転換をするか。
状況に応じた考え方が出来るようになっておきたいものだ。
お疲れ様です☆
友人の訪問が嬉しいのなら、わたしが行きましょう☆
ただし、みの君の結婚式が終わったらですが・・・
新居楽しみにしています!
いつもコメントありがとう。
さんざん結婚式の返答を延ばした挙げ句、結局は不参加になってしまい本当に
申し訳ないです。
とにかく、今はこちらに専心します。
遊びきたときに、良い報告ができるように努力しておくよ。
それじゃ、二次会を無事に成功させてね。