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美味しくない系統

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日照り続きでも、余程でなければ順調に実がなるのがトマト。大玉だと、管理が難しいが
ミニトマトなら、さほど栽培は難しくないと思う。

オレンジ・赤・紫・緑色・・・色々な色で完熟するミニトマトが同じ所に
秩序も無く植わっている。完熟したそれらを混ぜ合わせて販売しているが、カラフル
なので好評。 
 
20170723_181206.jpg

生育も、おおむね順調だろうか。
そう、下の写真の左側だけは。肥培管理は左右とも同じなのに、対照的な光景だ。
 
 
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右側は、日没まで西日をしっかり受け続ける。朝からずっと日当たりが良いのは
こと猛暑と日照りが続くような状況においては必ずしも好ましくない結果となる。
枯死することはないが、全体的に葉が焼けたように枯れ上がる。上位の葉も色は
薄めで、猛暑になってからは茎の伸長も鈍った。どうも暑過ぎて日中は代謝が
しっかり行われていないらしい。となると、実への物質転流も鈍るわけで、
房が枯れ上がってきた後に、そこについていた実が完熟色に変化するような感じに
なる。それがなかなかの曲者なのだ。
なにしろ、色だけはいっちょまえで、美味しくない。水っぽかったり、ぼやけていたり
時には発酵しかかって酒のような味だったり。収穫時は、そういったものが混入しない
ように、株と部位ごとに味見をしながら作業をしている。適度な水分補給にはなるものの
それでは時間もかかるし、何よりトマトの食い過ぎで昼食時に食欲がなくなる。


加えて、黄色いミニトマトはF1品種から採取した種から育てたせいか、そもそも
株ごとに味も形状も異なる。美味しいのもあれば微妙なのも。そして不味いもの、
妙な色で完熟し、収穫の判断が異常ににしづらいものまで、そのとっ散らかり具合は
なかなか面白い、もとい厄介。良い系統を何年間か選抜しつづけるのも悪くないが、
来年は種を購入するほうが無難だろう。
 

仕方ないので、商品に適さない系統は、妻が株元から引っこ抜いた。なっている
実は勿体無いので発酵させて液肥でも試作するか、トマト酵母でも作って遊ぶか・・・。
 
20170723_180432.jpg
 
猛暑で一日放置すれば、全ての葉っぱがチリチリに枯れるので、そうしたらネットから
全体を外しておく。翌年の自然発芽を防ぐため、落果したものは出来るだけ拾い集めて
おいた。
 
 
空いたネットには、抜いた左右の株から伸びる枝を誘引させよう。
 
20170723_180906.jpg
 
しかし、こちらは西日側。その左右の木もあんまり元気が無い。
とりあえず、このベッドの傍に生えているソルゴーが早く立派になってくれれば
少しは回復するかもしれない。

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