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カッターとトリマー その1

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まとまった雨が降り、田んぼには充分過ぎる程に水が溜まった。
そろそろ代かきをすることになるが、その前に、トラクタで踏み潰した後に刈りこん
でおいたアゼの仕上をしておこう。
 
作業は飛び道具二台体制。
最初は、水中仕様のこまめ。(知っていると思うが、そんな物は存在しない)
コレで、アゼの内側を直角に切っておく。

 
20170418_143521.jpg
 
アゼのキワからは、雑草が田んぼへ侵入していたりする。代かきが済んでから、助錬で
泥をよそったり、畦畔板を挿したりする際には、その根っこが邪魔になる。また、土
そのものも軽く細かくしてやっておいたほうが、それら作業も楽になる。と、言うか
トラクタで代かきをする前にしっかり出来るようにもなる。また、アゼの草を千切って
埋め込んでしまう事が出来るので、例えばアゼに穂副性のスズメノヒエやアシカキなどの
雑草が発生している場合も、この直角切りは非常に有効だ。
尚、アゼを踏みつぶしていない場合は、不用意にアゼの内側までえぐり込むように
切ってしまうと漏水の原因となることがあるので注意すること。
それと、一回でアゼの切り込みや雑草を上手く埋没させる事が出来なければ、そのまま
往復してくればたいがい事は済む。上手くいかないからといって、機械を無理矢理手前に
引き戻したり、同じ場所でずっと運転していると、無駄に疲れたり、一か所だけが深く
なってしまうことがある。
 
基本、アゼ切りが済んだら、そのまま何もしなくても良い。だが、土塊がまだゴロゴロ
していたり草の処理がイマイチだと感じるなら、除草機を使うのも良い。
本来とは別の使い方なので、あればの話であって、無理して使う必要も無い。
 
20170418_151856.jpg
 
こまめを通したのと同じようにすれば良い。除草機は、非常に軽く出来ていて扱い
易く、また代かき性能も高い。そして何より潜りにくい。というか、これが泥にハマる
状況がまずあり得ないと言って良い。こまめですら落ちてしまうような状況があれば
最初からこちらを出動させるほうが手堅い。
反面、出力も小さく、深くまでかき回したり、強固な雑草の根を千切ったりするのは
苦手。また、アルミ製の除草ドラムをはじめ、減速機も耐久性がそこまで高くない。
使いやすいからと言って、イレギュラーな作業で使い過ぎて寿命を縮めるのはあまり
得策では無い。なので、局所的な使い方にとどめておいた方が得策だろう。

ここでタイトルの説明すると、カッターがミニ耕耘機。トリマーが除草機となる。
どちらも本来の用途とは別だが、そういう考えで使うのも全然アリだと思う。
無論、アゼ塗り機も持っているし、ロータリーにもサイドディスクがしっかり装備
されているという恵まれた方ならば、この記事は何の参考にもならないだろう。
アホな事をしている奴がいるな、位の感覚でしかなくても別に構わない。
重要なのは、無ければ無いで、どうすれば良いかという考え方だ。それを知りたい
人がこの記事を読めば良い。

除草機は個人的な感覚から言うと、【動力付きトンボ】。非常に便利である。
例えば、田んぼの前任者があまり均平出しに拘りがないとか、田んぼの管理そのものが
上手でなかったりすると、四隅の土が盛り上がってしまうことがあるのだが、そういった
部分の土を処理しようとすると、トラクタで何度もその区間を往復しなければならな
かったり、人力でやると非常に時間も手間もかかったりする。最終的には人力でも
トラクタでやるにしても、その作業を行う前に、これで下処理をしておくと良い場合も
あるのである。

 
20170418_152840.jpg
 
写真の部分は、見事に水が乗りきらずに重いままの土を均しているところ。
とりあえず、水面より露出している土をこなれさせてやるまで出来れば、後はトンボ
で簡単に引っ張って均すことが可能になる訳だ。ゴロゴロのままではそうはゆかない。

 
 
さて、下処理も終わったので畦畔板を挿してみよう。

 
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直角切りを行った後であれば、スンナリと奥まで入ってくれる。また、アゼにも
板がしっかり密着してくれるので、漏水は一段と少なくなる。
  
 
畦畔板を挿したら、密着を維持するために押さえをしておくと良い。
 
20170418_155521.jpg
 
使うものは、適当な長さに竹を切って裂いたもので充分。
これを行っておけば、畦と畦畦板の間に泥を盛った際に、板が傾ぐことも少い。
即ち、密着も維持されやすく、稲刈り前に抜きやすい。
 
まあ・・・畦畔板、昨年の実績からゆくとそこまで必要ないのだけどね・・・。
今年は渇水気味になるとの長期予報が出ているので、念を入れておこうかと思う。
  

話はさておき、カッターとトリマーというi意味深なタイトルでお送りしたが、
このような農機の使い分け、次回は草刈り編でお送りしようかと思う。
いつ書くかはしりませんがしばしお待ちを。

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