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少しでも、ちゃんと稼げるたくましさ

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妻に収穫を頼まれる。

『エルバスエラ積んできて。』

・・・エルバステラ・・・なんだっけ、それ野菜だっけか。
 
『エルバステラの穂ね。70本くらい。』
『あと、イチゴの若い葉と花。形のいいやつも同じくらい。』
 
!あのワイルドストロベリー、売れるんだ・・・。しかも実では無く花と葉っぱか。
本当に、何が売れるか知れたもんじゃないな。どれもこれも、商品として栽培していると
呼ぶにはおこがましいほどの小さな面積ながら、しっかり引き合いがある。世の中は
不思議なものを欲しがる人がいるものだなと感じると同時に、作物に関しての考え方が
一般的な農家のそれと全く異なる妻に関心するばかり。 
そんなもん知らねえし、とか、どうやって売るんだ?的な事を妻は全く思わないだ。
カボチャのつるが売れたり、真冬のまだ小さいソラマメの葉っぱが売れたり、
畑に生えてくる雑草が売れたり、まだ蒔いていて出てこないサトイモの葉っぱが
売れたりと、ここ一年を思い返してみても、そういう例は枚挙に遑が無い。

興味があれば調べるし、タネも購入するし、育ててみる。使い方はシェフと相談も
するし、提案もする。ひとたび売り先が見つかれば、そこでの使い方を参考にして
他にも投げかけてみる。あるいは、使ってくれたお店から話が広まってゆく事もある。
ニッチな作物に関しては、他にはSNSに写真が上げる程度で、それ以外の営業活動は
していないに等しい。マルシェや朝市での出店も、一応営業活動のひとつではあるに
せよ、マニアックな作物は売れないので、並べることは少なく、訴求効果は殆ど無い。
 
どれもこれも少量ではあるけれど、飲食店の一件や二件で使う量としてはなんとか
確保できる。相手は相手で、変わったものを取りそろえ、少量でも融通してくれる
農家というものは、かなり貴重な存在なのかもしれないなと思う。
  

そうそう、エルバステラはこちら。見るからに強そうだ。

20170413_135011.jpg
 
れっきとしたイタリア野菜。でも見た目はオオバコ。特に穂はまんまオオバコ。
個人的には、葉っぱより開く前の穂の味が好き。
なんだろう、その辺の野草とアスパラガスを足して二で割ったような印象だが、
不思議なことに、そこまでの粗っぽさは感じないし、後を引くような味。食感も
しっかりしている。コレ、あんまり知らない野菜だけど自分でも料理するときに
使いたいなと思った。
 
婿入りしてから、調理の機会がかなり減っているが、普段から、自ら調理する習慣を
元に戻したい。お客様と、野菜の使い方で色々と話し合いが出来る人間にならなければ
ならないと思う。
 
【農園タロとあき】
https://www.facebook.com/tarotoaki/

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