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風が吹いてもモヤ晴れず

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やたらと強風が吹く。今週に入ってから四日のうち、台風クラスの強風に見舞われた
のは三日。トンネルも飛ばされるし、様々な作業に支障が出る。

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早朝なら、割と風がそこまで強くないため、この程度なら・・・と思って、くん炭を
焼いてみたら、積み重ねたモミガラが1/3位飛ばされた挙句、焼けるのが早すぎて
灰が多くなってしまう。モミ酢を採取するためのドラム缶も倒された。
本当に徒労となってしまったが、まあ火災が起きなくて良かったとも思いながら後片付け。

就農して以来、まだ10年も経ってはいないのだが、どうも毎年春先に吹く風が
年を追うごとに暴力的になっているように思う。それなりに農業被害もあちこちで
出ている事だろう。あまり表だって取り沙汰されることも無いが、世間的には、
『今日は風が強かったね。』程度の認識なのだろうか。電車が止まったとか、
トラックが横転したとか、電柱が倒れたとかはニュースになるものの、ハウスが
飛ばされて泣いている人というのは、恐らく竜巻か台風の時でもなければ報道されない。

こういった気象自体は、どう考えても異常なはずなのだが、それも最早日常的なものと
片付けられているような気がしてならない。仮にそうだとしたら、それこどが最も
異常な事だと感じずにはいられない。
人の営みが関係して、このような気象になっているとは断じて言い切れないが、以前と
比べてみて明らかにおかしくなっている事に対して、誰も何も言及しないのは、皆が
見て見ぬふりを決め込んでいるように思えてくる。皆、自分たちに非はないと思い
ながら生きていたいし、何か事が起きたのならば、誰かのせいにしたい。でも、誰を
責めてよいか解らなければ誰も悪くない。だからその件はスルーしておけば良い。
そんな所なのだろうか。
 
少なくとも、こういった気象が更に酷くなってゆくようであれば、自分は耕作を続け
られるか自信がなくなってゆくだろう。手をこまねいているだけではいけないと
感じる。これを問題として肌で感じている人がいたら、一緒に何が出来るか話し合い
たいものだ。

 
そんな、モヤモヤした気持ちも、食事の時には無くなって欲しいものだ。
 
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一昨日のランチ。仔キョンの前足プレート。先日絞めるところから捌き方までを知人に
教わった際に持ち帰ってきたもの。若いのもあるだろうが、大した手間をかけずとも
こんなべらぼうに旨いなんて肉は、本当に久し振り。

今日は後ろ足も食べてみた。しかし前足のほうが歯触りもよく、緻密かつ広がりのある
味がしたのは気のせいだろうか。

レバーやハツも赤ワインに漬け込んで楽しんだ。背ロースは、やや強めに焼いても箸で
簡単に切れるような肉質。

ただ、キョンは特定外来生物である。生体移動が禁止されているので、捕獲したら
必ず殺すしか無い。日本にいてはいけない生き物を食って感動するというのも、また
もモヤモした気持ちになるものであった。

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