掘る日が多い

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作業場を出てすぐの畑のすみっこに、先月から池が出来た。ここは以前から育苗スペースと
して妻が使用していた所。寒くなってきたので踏込み温床を作ろうとしたようだが、どうも詰めが
甘かった。このままでは、隣接する作物の生育にもよろしくない。
  
20161203_102933.jpg
 
ここの土は、表層から地中深くまで、ぎっちりと詰まった粘土質。何十センチか掘り下げた程度
では、粘土層を貫くことは出来ない。だから、中途半端に掘ったままにしておくと、周囲から
染み出てきた水が溜まりっぱなしに。更に雨が続きいたとなると、そりゃあもう、どうやっても
乾かない。
 
このまま放置していても仕方が無いので、ホースを引き回し、サイフォン効果を利用して排水。
抜ききれなかった水をバケツで汲んでから、更に掘りこみを行い始める。上からの透水が
可能な層(砂礫になり、地下水が染み出してくる深さ)まで掘りこんでやれば、常時水が溜まる
ということもなくなる。

しかし腰まで掘っても、まだまだ粘土層が続く。作業スペースも狭くなってきた。
仕方ないので、そこから先はダブルスコップで一か所のみ掘削。
 
20161203_135424.jpg
 
地下水が出始める土層が近づくと、写真のように還元状態の土(青い土)が現れる。
そこから少々掘りこんだところで、掘削はストップ。ここまでの深さは実に2m弱。
地下水位は低いが、そこまでが重粘土だとすると、このような穴を圃場内の何か所かに
掘っておいておいたほうが、今後の生産効率改善に役立つだろう。

  
掘った穴と溝には、土で埋め戻すことはせず例によってモミガラを突っ込んでおく。
ダブルスコップの穴には砂利を使用したかったが、無かったので、ひとまずこれで良しとする。 

20161204_072115.jpg
 
ある程度の所まで、モミガラを詰めたところで、はたと気づく。ここには温床を作る。つまり堆肥
を作る訳である・・・それから染み出てくる水及び、畑から染み出した水を地下水に落とすという
ことは、つまりダイレクトに汚染水を地下水へ突っ込むということだ。
肥料はあまり使っていないかもしれないが、土のフィルターが無くなってしまっているということは
急激な水質悪化を招くことに繋がり兼ねない。
 
ひと思案した後、、もう入れてしまったモミガラの上に、燻炭を沢山かぶせておいた。
炭は、諸々の吸着効果があり、ろ過装置などで良く用いられている。
更に物理濾過を徹底するのなら、シュロの皮なども併用すると良いだろう。
いずれにせよ、ここは踏込温床が必要なくなる時期に、再度汚染対策を施しておかねばなるまい。


そしてまた、炭の上にモミガラを敷き、そこにヌカをかぶせ、更にモミガラを被せてを二度ほど
繰り返してから、よく踏み込んだ。地面の面までは敢えて埋めない。踏込温床にするのなら
廃菌床など、モミガラ以外の資材も、使用したほうが、発熱も良くなるので、それらを投入する
ための空間は残しておかねば。
 
 
それはそうと、ここ二日間で転換畑の水路を更に掘り下げておいた。
 
20161203_121127.jpg
 
廃変わらず、激しく水が湧き、掘りこもうにも岩が埋まってしまっている区間には手をつけ
られないままではあるが、それ以外の水路は全体的に60cm~70cm程度までは掘った。
もう少しで、ここも一部はまともな畑に化けてくれるだろうか。

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