使えぬ区画

| トラックバック(0)

サトイモや、キクイモの収穫が済んだ畑の残渣と雑草の整理をする。
このまままた軽く資材を散布、耕起して、次は何を植えるか・・・

20161130_091545.jpg
 
とは言え、ここは元々水田だった畑。湿気に強い作物しか植えられない。
しかも、植えられる面積は、圃場全体の半分弱。(使用可能なのは草刈りをした部分)
本来ならば、もうひとつの転換畑よろしく、排水改良を行わなければならないのだが・・・ 
少々厄介な問題が。
 
次の写真は、自作地の圃場と近所の方が所有する山の境界となる水路。 
 
20161130_091633.jpg
 
水路と圃場の落差はそれほど大きくない。排水を良くするには、まずこの水路に堆積した土を
掘って、水路の護岸を固め直した後に、畑から溝を掘るなり暗渠工事をするなどすれば良い。
だが、隣の山の方が、溝を掘ろうとすると嫌がる。掘ったら山が崩れるからと。
まあ確かに、急ではある。それでいい分も理解は出来る。だからといって、それを理由に
水路の手入れを怠るのもどうかと思う訳だ。
 
実は、この畑には暗渠もある。だが、致命的に水路との落差が足りず、殆ど機能していない。
現状の水路のまま、改善というのは、やりようで出来なくもないとは考えているが、その方法は
相当に無理があって工数もかかる。なので、当分の間は着手することが出来ないだろう。

 
それでも、使えない区画も手入れしなければならない。
草を徹底的に刈りこんで、表層を少しだけ耕起しておけば、湿った土も多少は乾いてくる。
これが、意外と大切なこと。作付けをしないまでも、作物が植わっている区画に隣接する部分の
何メートルかでも乾いていれば作物の湿害というのは幾分かは緩和される。
つまり、湿っている土地ほど蒸発面を多くしておかなければならないという話。

20161130_091601.jpg
 

工事云々の前に、まずはその努力から。
他にも、虫のバンカーを作っていると周囲から見られないようにといった意味もある。

まあ、こういった条件不利地は、それこそ使える部分だけをどうにかしてやろうと考え勝ちだ。
しかし、生産性の良し悪しに関わらず、結局は全体を把握して管理してゆく他にない。
皆、無駄な努力だと思うからカヤ場が増えてゆくというのが知れる。また、こういう土地に対して
管理のノウハウを持った人間が増えるということもあまり無いだろう。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://inaka-nikki.net/mt/mt-tb2.cgi/1990