田舎日記ホーム >>> 田舎生活 >>> 新規就農者ブログ >>> 勝手にトマト、冬に至る

勝手にトマト、冬に至る

| トラックバック(0)

なんというか、11月に雪が降ろうとは。
こちらは、殆ど雨だたが、今朝はしばらくの間、雪がチラついていた。寒さはもう真冬のそれ。
夏作物の後片付けでさえ、まだ終わっていないというのに。
 
で、タイトルのトマト。生育は鈍ったとは言え、そろそろどうなるんだろうかという所に来た。
そこで、数日ぶりに見に行って写真を撮る。

※ これは今年五月頃に、勝手に圃場に生えてきたミニトマト。品種はアイコあたりだろうか。
かなり過酷な環境で育っていたため、七月に植え替えを実施。以降、私のテキトーな栽培
実験にお付き合いして頂いている。

20161124_110411.jpg
 
流石に、一晩でしなびて枯れはじめるほどどヤワではないようだ。
十月の終わり頃から、葉に斑点病が広がったが、気温の低下により最近は小康状態。
ただ、ここの所はかなり雨が多いため、発症そのものは止まっていない。
くん炭による地温上昇策が効いているのか、頂部からは少しずつ新芽が出ているし
花も実もつく。色もゆっくり入ってゆく。雨ばかりなので、果実の割れも多くなっているのが惜しい。
味は、昼夜の温度差もクソも無く寒くなっている時期故か、特別甘くもないが、青臭さも無い。
清涼感はあまりないが、舌に残る緻密なコクのようなものが強い。皮は考えられないほどに
分厚く、食感は瓜のようなガリガリさ。それでもトマトと認識できる味ではある。
まあ、来月初旬まで、一粒でも色の入る実があれば、実験は成功と判断して良いだろうか。
以降は、枯れるまでひたすら観察を続けることにしよう。
 
と、実験はこの株だけではない。
本株の生育中に摘み取った脇芽を、どんどん隣に挿してゆき、生育を観察していた。

20161124_110420.jpg
 
こちらは、株元へ炭を撒いてはあるものの、横に伸ばした茎を埋めこんで、更にヌカをまぶして
発熱・・・というところまではしていない。別段枯れるでもないが、実に色は入ってこないし、
生育そのものも活着した当初から緩慢。例外なく同じように罹病。
樹勢が弱いのは、単純に定植/活着時期が8月下旬~9月上旬にかけてだった事が大きい。
まあ、謎栽培の比較検証用に植えたものなので、生育そのものは最初から期待していない。

 
 
ついでに、堆肥場に捨てた収穫物残渣から勝手に生えてきたプチトマトでも。 
もともと、異常に野生に近く、病気の心配も殆ど要らない品種とは言え、なかなかの生育である。
 
20161124_110158.jpg
 
発酵中の堆肥の熱は、相当のものらしく、雪が降るに至っても、盛夏かハウス内かと思うような
勢いと色。少しも弱りそうな気がしない。しかし、温度と養分ともに充実すぎているのだろうか、
完全なツルボケ。花も少ない。実も一房しか確認出来なかった。
露地だから、天幕がないから過酷なのかというと、そうでもない。条件次第では、このように
甘やかしという結果にも成り得るということが判明。それでも植物体の強健さそのものは、
この上ない。思いがけず観察できた事象ではあるが、折角なのでこの条件から何を引けば
この時期にしっかり収穫が出来るのかまで含めて見極めてゆきたいところである。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://inaka-nikki.net/mt/mt-tb2.cgi/1986