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#67 豊作と飢饉の年

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盆をはさんで一週間ぶりの更新。

イネの生育はどうなっているかというと。

豊作.jpg

ここは、雑草管理が成功した田んぼ。

先週、穂が出始めた時の写真だが、なかなか生育が良い。
今は、日も良く出ていて、朝夕は涼しいので、熟すには良い条件だ。
遅く植えた功なのか、日照不足で稔りが悪くなるのを避けれたかもしれない。


さすれど一年目、上手に管理できたところと、出来なかった所の落差は激しかった。

こちらは、今日撮影した、最も生育の良くない田んぼのイネ

飢饉じゃあ.jpg

ぼろぼろ.jpg


葉が虫に食われてぼろぼろ。分けつも少ない。早稲にも関わらず、まだ穂が出揃わない。

ここは、北・南・東を山に囲まれた、風通しも日当たりも良くない田んぼ。
そのせいか、雑草も少ないようだが、これでは流石に厳しい。
正直、まともな米を収穫するのは無理だろう。


半日村ってのは、村の田んぼ全体がこんな感じだったんだろうか。
そりゃあ、山を削ろうと思うかもしれないな。

緑の錦.jpg

その、生育の悪い田んぼは一番奥のてっぺん。
そこから下に向かって望めば、見事なグラデーションが浮かび上がる。


よその田んぼはそろそろ黄金の錦だが、これほどまでに美しい錦を織ったのは
この界隈でも自分だけだろう。要は笑われてしまう訳だが・・・。

同じ品種、植えた時期も同じなのに、生育は奥 (写真手前側) になればなるほど
悪くなっていく様子が一目瞭然。

ここは、来年からどのように管理すれば良いかも思案せねば。


さて、こちらは手作業による荒起こしと田植えをした田んぼ。


放置試験中.jpg


まだ一ヶ月半の間ながら、まずまずの成長ぶり。
ちなみに、元肥・追肥・除草・水位管理は一切行っていない。
植えてからしたことは、写真を撮ったということのみ。

【イネは肥料を与えなくても、与えた場合の2/3の収量がある】 と、ものの本には書いてある。
それが本当か確かめたくて放置しているわけだが、しっかり成長しているのを見ると
これから先も楽しみだ。

草が生えてきたら抜こうと思っていたのだが、思いのほか生えてこない。
思えば、浮き草が水面を覆いつくしたからだろうか。

同じように育てているつもりでも、田んぼごとに結果が変わってくるのが興味深い。

画一的に管理できる田んぼは、大規模に出来て良いのだが、自分はどうも
この谷津田の面白さというものを見つけつつあるようだ。

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