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いい加減、草に負けぬ技術を

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今年も、除草機の世話になるシーズンがやってきた。というか、来てしまった。
雑草がこれほどまでに憎いと思う時期はない。
 
この除草機をメインで使用するようになってから、4シーズン目。
この春に不調になったので、ダイヤフラム交換を行い、現在は好調な様子。爪の消耗まだ少ない。

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除草中に、石ががゴツゴツ引っかかるなと思って拾い上げてみたら、カメだった。
別に耕らも破損しておらず、ケガも無くて何より。

今回は、モチ米の田んぼの除草になる。
以前の田んぼと比較すると、まだ草は少ないが、それでも油断するわけにはいかない。
特に、コナギは葉が水面に出てハート型になると爆発的な勢いで生育し始める。気が付くと
あっという間に横へ横へと広がり続け、㈱元はおろか、水田全体を覆い尽くしてしまうのは
以前も書いてきた通り。いかなる状況でも、先手を打たなければ。
除草機と同時に両足も使って、株間の雑草も土ごとずらして浮かせる。
除草時間は余計にかかるが、足除草を行うのとそうでないのとでは、結果がまるで違う。

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そして、雑草全般は、このように欠株の多い開けた空間に沢山生えてくる。
日当たりもよいし、イネのアレろぱしーも受けにくいからだろうか。
イネの生育に影響が無さそうだからと放置すると、後で痛い目に遭う。

除草時間は、二反を済ませるのに実に五時間近くに及んだ。
足除草をしなければ、おおむねその半分程度で済むが。それだとこの語の除草回数が
増えかねない。時間をかけてでも、出来るだけ一回を確実にしておくほうが得策だろう。 

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あと一歩で終わるというところ。ここまで至る間に体は疲労しきっている。
あと少しだからと、気力のみでなんとか体を動かしている感じ。



 
除草機をかけ終わったら、すぐさま生ヌカ(40Kg程度)を田面全体に散布。
本当は、もっと早く散布しておきたかったが、ヌカ自体が最近は入手しづらくなっていて、
ようやく今週になってから200Kgほど確保出来た。それでも半分は畑で、四割は田んぼで。
残りは堆肥づくりにと、一瞬で使い果たしてしまう。

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生ヌカ自体は、かなりの除草作用があるが、肥料としての即効性は低く、後から効いてくるので、
今くらいが使用出来るリミットと考えた方が良い。 追肥として以降に使うのは、イネの倒伏や、
生育ステージがずれ込んだりするなどの影響が懸念されるので、推奨出来ない。

尚、除草直後に散布するには一応理由がある。除草機は、見える雑草にたいしては協力だが、
実は両刃の剣のようなもの。除草機を通すと、作土の表層をどうしても引っ掻き回すことになり、
これまで埋没していた種子が発芽可能な深度にまで上がってくる。その作業自体は、田植え後
にも代掻きをしているようなもので、コナギなどの場合は代が丁寧であればあるほど発芽が助長
されてしまう。
それによって以降もダラダラ雑草が発生し続けるのを防ぐには、ヌカが分解される際に出て
くる有機酸などで、雑草種子の発芽整理を乱してやること。それで生育しづらくなる訳だ。

雑草対策は、基本的に無農薬の場合はこれといった決定打が無いと思って良い。
深水、機械や手取りなどの物理防除、有効な有機物の施用などを組み合わせて、ようやlく
目に見える効果があるかといったところ。

硫マグや石灰窒素、タールの混じったままの木酢液などを高濃度で流し込むなどで殺す方法も
あるにはあるのだが、どうもそれだと、他の生物相にまで影響が及ぶ。実質的に除草剤を使用
した場合と結果が変わらないようでは、納得が出来ない上に、農薬不使用に良いイメージを
抱いてくれているお客様を欺くような恰好になる気がするので、自分にはとても出来ない。
 
 
ヌカ散布が終わったので、ヘロヘロになりながら、昨日仕込んだ燻炭の出来栄えを確認しに行く。 

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多少、焼きムラが出てしまって、全体が同時にキレイに焼きあげる事は出来なかったが
ムラはこの一か所だけだったので、おおむね成功と言えそうだ。
主に積み方の問題だろうと思う。層状ではなく次回はもう少し混ぜ気味にしてみるか。

ちゃんと焼けている箇所はこのような感じ。

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なんだろうね、この、元が竹だったなんて解るのは、焼いた本人くらいではなかろうか。
これを何処で使ってみようかと、また思案を始める。

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