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スマートに火を焚こう。小ぢんまり消そう

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焚き火が趣味だと言う人も、思いのほかいたりするものだが、仕事として頻繁にやらなければ
いけない人というのは、今日において減少してきているのではなかろうか。
 
山や竹ヤブの手入れをしては、切り出したもの処分をするために燃やし、燻炭を焼くために
燃やし、モチをこさえるために、薪を割ってカマドにくべる。あれやこれや色々考えてみると
なんだかんだで、三日に一度くらいは火を焚くことになりそうだ。
 
この日は、ヤブ刈りの際に切りだした雑木や竹、剪定した枝などをまとめて焼いた。
 
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ブッ倒してから、そんなに日が経っていない丸太から、まさに今切ったばかりという生木まで
燃やしづらいものも、片っ端から燃やしてしまいたいので、とにかく火力が命。
まずは格納庫の工事で出た廃材をキャンプファイファーよろしく髙めの井桁状にして組み、
その周囲にも木端を立てかけておいてから着火。盛大に燃え上がり始めたところで、葉っぱの
ついた枝をどんどん火の上に積み重ねてゆく。枝葉に火がつくと、一気に火力が増してくるので、
更にその上に、生木の丸太を重ねる。それだけで、上の写真位の勢いは確保出来る。
煙も思ったほどは出ない。別に灯油やガスバーナーなどに頼らなくても、生のものをどうにか
する方法もちゃんとあるのだ。

最初のうちは、火の勢いを良く見ておき、火力が続かないようなら適宜、良く乾いた薪や竹、
葉っぱのついたままの杉の枝などを足して調整してやると、早い段階に熾火が溜まってくる。

熾火がしっかりしてくれば、もうたいがいのものは安心して燃やせる。そのままアホみたいに
枝葉→生木の繰り返しをし続ければ良いだけだ。
 
 
では、もう燃やすものが残り少なくなってきたらどうするか。

20160601_180752.jpg
 
焚き火の周りにある燃え残りの枝葉を燃えている部分に積み重ねてゆけば良し。
また、直接火に触れていないものも、引きずり出してくべ直してやろう。
こうすれば、一気に火力が下がることもなく、徐々に焚き火自体も、くべるものの大きさも
小さくなってゆく。要するに、最後まで安定して燃やせ、煙も燃え残りも少なく、火災の心配も
少なくて済む。
消火は、もう燃やすものがなくなるくらいまでになってから。
もしくは、周囲に延焼するものがなく、山火事にならない自信があるのなら、丸一日放置して
ほぼ何もかもが灰になった頃合いを見て、水をかけてやれば楽である。
消し炭を再利用したいのなら、、焚き火を崩し、トングなどで、炭化したものをひとつひとつ
取り出して、各々が接触しないように土の上に転がして放置しておけば自然に消化が済む。

ただし、分厚い灰の中に炭が残っている場合は要注意。下手をすると2~3日以上経っても
くすぶり続けたりする。当然、少々雨が降った程度では鎮火することもない。従って、
水なり、踏みつけるなり、周囲を片付けて、灰と炭をのして温度を下げるなり、何らかの消火は
必ず行うようにしなければならない。

因みに、マキを大量にくべている割には煙がモクモクと出て、なおかつ、まだまだ燃えるのに水を
ぶっかけて消してしまうのは素人さん。こんな方法では調理を行うにしても、充分な火力調整
なんぞ出来はしない。

焚き火だって、スマートにやらなければ、時間も資源も無駄遣いした上に、一酸化炭素や
低温燃焼で発生するその他諸々の有害物質を沢山吸い込むことになる。

裏を返すと・・・資源の無駄遣いをする奴は、なんと早死にすることになるかもしれない!
毎日焚き火をするなら・・・それはそれでやっぱり早く死ぬかもしれない。

自然の摂理というか、物理・化学現象もつきつめて考えてゆくと、なんとまあ逃げ場のないことか。
人の都合なんて優先させてみたところで、せいぜいそんなオチが待っているだけだ。

毎度毎度感じる事ではあるが、どうやって上手に向こうの仕組みに合わせて生きるかを
考えたほうが賢明なのだろう。

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