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転換畑とビオトープ

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梅雨がくる前に、有言実行。本日は除草の後に溝掘り。これを一日行うとなると、よっぽど
気合いを入れないと出来ない重労働なので、掘り始める前に、溝となる場所の周囲及び
山側の法面の草をしっかり刈りこんで、掘る際の手間を少しでも減らしておく。

ここは休耕している自作地の田んぼだが、一部はソラマメが植わっている。
他にもスナップエンドウが植わっていたが、余りにも土に水気が多いせいで生育も悪く
かなり早い段階で枯れてしまった。圃場の中を歩き回るにつけ、考えなくても当然の
結果ではあるのだが、実に全体の3/4強がぬかるみが酷くて何も作付け出来ないでいる
現状は、どうしても改善しなくてはならない。このままだと、トラクタで耕すのは勿論、圃場内の
草を刈る事すらままならない。

これは、刈りこんだ後の写真だが、大体の状況は足を踏み込まなくても雑草の植生を見れば
把握できる。それもまたこれまでの経験の賜物ではあるが、ここでもやはり人力で溝掘りと
なるか。いい加減、ユンボでも欲しくなってきた。

IMG_0807.JPG
 
水は、例によって山側から染み出てくる。要するに圃場から見て左の法面側から。
お義父さんにここの田んぼについて尋ねたところ、昔はここに池があったとのこと。い、池・・・?
これだけ晴天と高温が続いているのに、全く地面が乾く気配がないなと思っていたが、
そういうことだったか。
  
IMG_0808.JPG

水気の多いところの状況は、こんな感じ。
靴が埋まったりはしないが、全体的にドロドロで、足跡が凹んだそばから水が染み出てくる。
雑草がはびこっていなければ、まともに歩けないだろう。

 
 
浅目に溝を刻んだそばから、水がどんどん絞れてくる。というか、還元層(土がグレーになる部分)
が現れた瞬間に、水が染み出てくると言って良い。その境界が25cm程度。
因みに、水は土層と土層の隙間から染み出してくる。従って、普通は掘り下げれば掘り下げる
ほど得られる水の量は多くなると考えてよい。

ここより更に酷い箇所は、絞り水を確認する以前に、表層からドバドバと水が溝に落ちてくる。
 
IMG_0814.JPG
 
掘り進んで、ふと顔を上げると、既になみなみと。
うん、確かに池だったようですね。
掘り下げると同時に、溝の拡幅も行って、盛大にビオトープをこさえよう。
そうすれば、クレソンなど、栽培品目も増やせるし、生き物も増えて良い。なにより
仕事場の傍に水辺があるとなんとなく安心できる。
 
IMG_0815.JPG
 
 

まったく、たいした水量ではないか。これじゃ畑になんてなる訳ないよな。
表層から30cmも掘っていないのに、この有り様。ここを畑として使いたくば、最低でも、この倍
までは溝を掘り、地下水位を下げる必要がある。同時に、ここの水を、下側の田んぼへ
導くという目的についても、土層を掘り下げて、出来るだけ絞り水を増やしてやらねばならない。
水が出たから安心ということは一つもない。むしろ、ここから掘り下げてゆく作業のほうが大変
だったりする。

尚、表層が比較的乾いている箇所についても、穴を深くまで掘って、地下水位を確認しておく。
 
IMG_0811.JPG

この写真で、70~80cmといったところ。明朝あたりには、更に上がることだろう。
やはり、全体的に比較的浅いところに水がある。これだと溝をそこまで下げたところで、
圃場全体の地下水位は溝を掘る前と、そこまで変わらないことになる。
ひょっとして、1mくらい掘らにゃならんのだろうか・・・。
いずれにせよ、そこまで掘るなら、排水位置に、地下水位調整用の可変仕切のついたりマス
でも自作して設置しておいたほうが良さそうだ。

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