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知っている。やりたくない。避けられない

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苗もそれなりに大きくなってきたので、そろそろモチ米の田植えをしよう。
しかし、今回の田んぼは田面の高低差が随分あったもんだ。
しかも、底無しのカマがあり、土を引っ張ろうにも、トラクタを走らせれば走らせたぶんだけ
深くなるときた。仕方がないが、今年の作業はほどほどに。土が高く、水がうっすらとしか
乗らない部分については、トンボ(代かき棒)でテキトーに均すだけにしておくか。

20160514_102312.jpg
 
圃場の写真手前の部分に随分と土が寄っているのが判るだろうか。
そして奥の方は水がザブザブ。
そして水の自由が利かないときた。本来なら、表土がある程度露出するくらいに水位を下げて
田植えを行いたいが、それを行ってしまうと、田植え直後に入水するのが困難なのだ。
水位を上げられるタイミングを待っていては、雑草の大発生を許すことになりかねない。
従って、奥がザブザブでしっかり植わる保障がなくとも、この水位で田植えを敢行する。
 
最も水深があるのは、植えの写真で見て右奥。
そのあたりまで行って撮影したのがこちら。 

20160514_103358.jpg
 
水面を見て、波紋の細かいところが浅いところ。粗いところが深い所。これは覚えておくと良い。
因みに、このように高低差が大きい田んぼは、水を張って見るとアゼの高さも足りなくなることが
多い。ここも例に洩れず、一部(特に水深のある個所は、もう殆どいっぱいまで水が来ている。
ゆくゆく、ここから+10cmは水深を稼ぎたい自分としては、以降の畦畔修正も悩みどころ。

傍目には、これでも充分な水位だが、少しでも草を抑えたいし、深水でイネ自体をガッチリ
育てたい。水に関しては、とかく不利な条件の圃場で、どこまで出来るかこの一年でしっかり
見極めをするために、妥協せず取り組もう。

 
とか思いながら、ひたすら田面を均し、畦畔に泥を塗っていたら、用水路に水が来ている
事に気づく。どうやら干上がりかけていた隣の田んぼに水を入れるために水を回しているようだ。
 
ならば!水がある今ならば、田植えをさっさと終わらせてしまえば、こちらの田んぼにも
速やかに水を入れられる。そうすれば表土の露出にしばらくは怯えずにいられる。
 
急遽、苗と田植え機を運んできて、午後から田植え。
意気揚々と作業を始めたら、田植え機がいきなりカマ(深み)に落ち、脱出不能に。
妻に手伝ってもらいながら難儀するも、泥の奥深くまで車輪が食い込み、腹が完全に
泥に張り付いてしまっており、どんなに泥をよけても車輪が負荷に負けて回転さえしない。
仕方がないので、トラクタを出してきて引きずり出した。
写真?ええ、ありません。それどころじゃなかったんですよ。手とかホラ、どこまでも泥まみれだし。
疲れながらも、トンボでトラクタの轍を消して、作業を続行。

20160514_165354-1-1.jpg
 
カマ部分は後に手植えすることにして、どうにか残りを植え終わった。
結果的に、深水区間+さっき代掻きをしたばかりの箇所にも植えざるを得ないため、
田植え機のエンジン回転はほぼアイドリング状態程度で運転。極限まで作業速度を遅くして、
水深に応じて植え付け深さを調節するなどして植え付け精度を少しでも上げようと試みたが、
正直仕上がりは良くない。欠株・転び苗・浮き苗のオンパレード。
 
お前、一体何年田植えやってんだ。というか、いつまでこんな状態で田植えし続ける気なのか。
やっていることが香取にいた頃とまったく変わらないではないか。しかも、歩行の田植え機を
スタックさせるとか、初の経験だ。

これじゃあ近所に笑われてしまうな。

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