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相棒と女性就農者

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建設中の作業場で、水がようやく使えるようになる。
ただし、取水深度の浅い井戸水。近所中の方々がおっしゃるように、鉄の味が強く
僅かなガス臭もするためどう考えても飲用には不適。それでも、農具や作業着などを洗える
ようになったので、とても気持ちが落ち着く。
 
水と言えば、先週田植えを行った田んぼのほうも今の所順調に深めに水を湛えている。
一週間に一度くらい雨が降ってくれれば、どうにか干上がらずに済むだろうか。
田植えなどは、以前よりも天気を睨みながら日取りを決めるようになった。

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今朝は妻の軽トラも洗車してみた。自分のものと同様、あまりキレイにはならなかったが
まあ気分的には多少でもキレイなほうが良いだろう。

二台とも、20年以上前のサンバー。自分のものは25歳に達し、走行も20万キロを突破。
就農以来の相棒も昨年はいよいよガタが来てエンジンブロー。あわや廃車かと思われたが
事が起こったのは車検を通して一か月後。それ以前にも一昨年にクラッチやらシール類に
点火系・オルタネータなどを更新するなどテコ入れを行った後だったため、仕方なく、エンジンを
換装し現在に。あと数年乗らなければなるまい。

この車、とにかく良いタイミングで壊れる。これくらいだったら・・・直してしまおうと思わせるのが
非常に上手い。もう捨てようかななんて悪口を人に話したりすると、翌日に壊れてくれたりする
のである。当然、それなりに車検も残っているし、仕事を滞らせたくない時期に。必ず。
まったく、意志でもあるんじゃないかと。

しかし、今の車検を通したのはまったく自分の判断ミスだった。更新するか悩んだ挙句、〇〇が
新しいからもう二年は大丈夫だろう・・・。なんて論法は使い込んだ機械には通用しない。
徹底的にテコ入れをしてみたところで安心なんてことは全く無かった。
テコ入れから車検・エンジン換装に至るまでの一連の整備に費やした金額は30万円強。
馴染みの整備工場にだいぶお世話になったが、ある程度は自分で行って、この金額なので
全て業者任せだと40万円くらいだろうか。
おい待てよ。お前、この車乗り出し20万で買っただろ。なんでそんなに金かけてんだよ。
そう、車検を通さずに廃車すれば元が取れすぎていたというのに。40万あればそれなりに
まだまだ使える軽トラがいくらでも選べたというのに。もうここから先は走っても走っても元など
取れまい。次に重整備が必要な個所が発生したら更新だと割り切って使うしかない。

だが不思議なものだ。また捨てそびれたかと思う反面、いつまでも健気に働くこのポンコツが
可愛くもなってきた。老体にムチ打って一年に二万キロ以上走らせて申し訳ないなぁなんて
思ってみたりもするが、どうにもならないので、今日もフル積載である。
少しは気を遣って、丁寧に操作してはいる。どうにかあと数万キロ持ち堪えて欲しい。
  

話は変わるが、妻は軽トラをはじめ、農機具を洗うという習慣がほぼ無いに等しい。
どうせ放っておいても洗ったりしないだろうし、田植え機のついでに洗う程度の感覚でやる
事なので、こちらは別に腹を立てたりする事でもない。だがここで、ひとつ気づいたことがある。
 
・・・新規就農した女性(特に独身)の知り合いで、農機や軽トラをマメに洗ったり、油を
注したりする人などまるで見たことが無い!
 
例外もあるだろうが、その例外を全く見たことがない。
とある友人の女性農業者は、軽トラを新車で買っては5年で廃車にする。洗車はおろか
オイルなどの油脂類メンテにも全く無関心。恐らく、洗車もオイル交換も車検の時だけだろう。
そのくせ使い込む。オイル交換してと訪ねてきたので、抜いてみたらオイルが500ccしか
入っていなかったこともある。(以降はもう交換せずに足し油対応になった)
彼女の相棒である一輪管理機は、使いっぱなしで常に畑の中にカバーなしで放置状態で保管。
それでも何年も問題なく動いていたし、盗まれなかったのは凄いと言えば凄いが、そういう
問題ではなく、それの面倒を見てくれと言われたら素直に嫌だ。整備によこす前に使い方を
覚えてもらうほうが先である。

別な女性の例では、軽トラの汚さもさることながら、よくぶつける。農機ではハンマーナイフ
モアを購入したのは良いが、刈取り部の軸にナイロンのテグス糸が鬼のように絡み付いて、
とんでもない負荷になっているにも関わらず、気付かずに使い続けていた。自分が呼ばれた理由は
【パワーが出ない】だった。オイルを交換してみたら動かなくなったと言われ、見てみたら、
4サイクルの汎用エンジンに2サイクルオイルがなみなみとレベルゲージの遥か上まで
入れられていたこともある。それでも自分でやろうとしたのは良いことではあるけれど・・・。

軽トラは仕事の道具であって趣味の対象ではないものの、お得意先や、瀟洒な飲食店などを
訪れる際に、中には汚い車が庭や店先に停まっているのを気にする方もいることだろう。
でも、いわゆる農業女子のほうがそういう事に無関心なケースが多い。
プライベートの車なら、衣服と似たような感覚で選べるし見た目も気にするのに、軽トラだと
どうしてこうなってなのだろう。作業着だって割と好みで選ぶし頻繁に洗うものではなかろうか。

自分がお洒落をして出かけるのと仕事の区分けがきっちりしているだけなのだろうか
 
それとも、洗うにしてもメンテにしても、どうすれば良いか良く分からないから、衆目を気に
しつつ放置しているだけか
 
そもそも、いわゆる一般的な女性らしさに囚われぬ、男勝りな御仁が多いのか
 
色々と考えてはみるものの、どうも結論が出てこない。農業に限らず、女性特有の傾向かも
しれない。挙げてみた内のどれか、もしくは複数該当する方は割といそうな気はするけれども。
 
とにかく、女性就農者は機械類の保守管理/更新で余計なお金を使うことのないように
注意されたし。そのための第一歩は、やっぱり操縦方法と清掃です。それと、機械類の
面倒を見てくれる身近な人を見つける努力をすると良いでしょう。
それがきっかけで、色々と良い事があるかもしれません。

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