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#572 色々試し過ぎ

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6/2(日)
・やそはち受け入れ
・草刈り(半放棄地、圃場内一反)
・苗代及びの酢酸処理
 
 
6/3(月)
・知人が田んぼに落とした乗用田植え機の救出
・チェーン除草三反五畝
・肥料撒布180Kg(ボカシペレット80Kg+下旬植え予定田んぼへ苦土石灰
 100Kg)
・半耕作放棄田んぼの耕起2反強
 
 
さて、酢酸処理とはなんぞやと。
なんのことはない、食酢希釈液を苗にかけただけのこと。
それなら、いつも種蒔きの時にしているじゃないかって?

今年は苗代で、イネばか苗病が多発したためだ。例年ほとんど出てはいなかったのだが
知人から譲ってもらった、とある品種の種が、かなり保菌していたようで、苗代に
投げ込んである他の苗にまで感染が広がった。温湯消毒と、発芽時の酢防除だけでは
どうにも防ぎきれなかったらしい。
 
 
ばか苗病というのは、写真右のような症状。イネが黄色くなって徒長し、植えても
まるでまともに生育しない上。酷い時は枯れる。気になってはいたが、どうやら
放っておく訳にはいかないレベルにまで達したようだ。


発病苗.JPG

苗箱全体に広がることは無いが、発病苗があると、田んぼに植えてからも他の苗に
感染することがある。これが出ると、苗はまあ見苦しい。他所の農家さんにもクスリ
かけろと言われる始末。まあ、これでは仕方がない。 


たいがい植えたら枯れる.JPG
 
なんとかしたいのはやまやまですが、農薬を使わないのが身の上。これにもかける
訳には・・・。という訳で、調べたら酢酸処理である程度防除出来るとのことだった
ので今更、苗代にある全ての苗に食酢希釈液(400倍)をかけまくる。

 
苗代に投げ込んで日が浅い苗には、どうやらまだ発症が見られない。これらは
これから田植えまで、まだしばらく時間が空くので、入念に処理しようと、一度
苗代から引き上げ、しばらく水を絞った上で、食酢希釈液をかけ、夕暮れまで
そのまま放置してから苗代に戻した。 

いまさら酢酸処理.JPG
 
発病苗は、相変わらず苗代の中。 
コイツ等の発病が、他よりも少なければ処理の効果はあったという事になる。
病気は出たが、これはこれで新たなトライには絶好の機会。苗の今後に注目だ。
尚、催芽中の種モミや、育苗棚に並べる際など、他のタイミングでも酢酸処理は
可能。これからは、その頻度を増やすようにしようと思う。なにしろ食酢なら安いし
それでしっかり効果があるのなら尚のこと良い。
 
 
しかし、いい加減に田起こしは終わりにしたいものだ。 
とりあえず、残り二枚のうち一枚の田んぼの中の草を刈ったので、トラクタを
入れる。草刈りが済んでいれば、起こすのも問題なく、速やかに終わる。
そして、ここで欲が出た。

この上は、草刈りが済んでいないけれど、もしかしたらいけるかもしれない。
 
 
早速試してみよう。
 
初夏の空き地は辛い.JPG
 
でもまあ、これは少々厳しいだろうか。キク科雑草が優先ならば、あるていど草丈は
あっても意外と平気だが、この圃場の土手際は、にっくきアイツに占拠されていた。

 
キシュウスズメノヒエ。
圃場に水を張ってもいないのに、コイツが優勢になるという箇所はつまり、常時
沼に近い湿地になっているか、カマ(深み)ということ。 
 
 
お前らが一番憎い.JPG
 
はびこればはびこるだけ、後々の処理が面倒な相手だけに、ひとまずキワだけでも
抑え込みたい。決死覚悟で、突入。
 
  
 
一本通せばロータリーはご覧の有様。分かってはいたが、これは酷い。
 
まあ分かっちゃいるんだけどさ.JPG
 
ここまで絡むと、ロータリーはとても手では回せない。まったく恐ろしい雑草だ。
ロータリークラッシャーの称号は伊達ではない。この雑草がコナギよりも憎い。
自分の中ではキングオブ外来雑草である。
 
 
これをちまちまと除去。外したものは圃場の外へ積んでおく。 
これが機械についたままだと、他の圃場へ連れていってしまう事になる。
キシュウスズメノヒエは、断片が水面に漂っていても匍匐茎の節々から根を出して
容易に再生するため、余計に注意が必要だ。他にも、様々な生物の伝播に農業機械が
かなり加担をしていることを、オペレーターならば良く認識しておくべし。
 
知らない田んぼはトラップだらけ.JPG
 
コンバイン鎌はトラクタに常備。これがあれば絡んだ雑草の処理が楽になる。
雑草と一緒に絡みついた極太ナイロンロープもこれで切った。
 
それにしても、ナイロンロープがシールのある箇所に絡まなくて幸だった。
こんなものが絡んだのに気付かずにいたら、アッと言う間にロータリー壊れてしまう。
スズメノヒエは強敵だが、こんなとんでもない伏兵までいたりするから知らない圃場に
入るのは気が進まない。

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