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#570 駆け足日記

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ここのところは、早朝から暗くなるまで野良仕事が続く。早く寝なければ翌日にひびく。
そして、やそはち以外にもひっきりなしに訪れる方々へ耕作指導・・・。
どうあっても疲れるのは仕方がないが、恐ろしいことに、耕作面積・人の受け入れともに
昨年より相当増えたにも関わらず、昨年よりも作業の進捗状況が良い。
更新の労力が実作業へ回ったとでも言おうか。
 

 
 
だからと言って記録を怠れば、いつ何をしたか分からなくなる。ここらで先週からの
作業を振り返ってみよう。
 
5/20
・雨につき、雑務や家事などを集中的に済ませる


5/21
・知人の代かき指導
・チェーン除草二反
・代かき三反
・モミガラ燻炭焼き


5/22
・種蒔き(まんげつもち)35枚
・チェーン除草二反
・知人の田植え指導/別組の代かき指導


 
5/23
・チェーン除草二反
・苗運び
・植え代の仕上げ二反
・畑の草刈り

5/24
・チェーン除草二反
・田植え二反
・要塞田んぼ周辺及びその他草刈り
・畦畔修正三反
・種蒔き(まんげつもち予備)十枚
 
人の手伝いばかりしているが、今回は珍しく明学の学生が手伝いに来てくれた。

このサイズなら余裕.JPG 

スポーツマンの彼は、昨年夏も四日間一緒に作業している。勝手をある程度理解して
くれているし、体を動かすのも得意なので心強い。そんな訳で、主に土木作業を
一緒に行ってもらう。


 
5/25
・チェーン除草二反
・土盛りなど土木作業(水田四枚)
・要塞田んぼ周辺の草刈り
・別組の田植え指導
・肥料散布(三反) 
 
チェーン除草にも挑戦。

筋トレだと思ってください.JPG
 
きついけれど、筋トレ感覚で良いと言う。もう、これにはありがとうとしか。
だってそれ、やそはちメンバーだったら交代で引いてるものだよ。しかもその田んぼ
よりだいぶ面積が少ない所で。
 
  
5/26
・やそはち受け入れ
・チェーン除草三反
 
 
5/27
・知人の除草指導
・要塞田んぼ耕起(三枚/四反)
・代かき二反
 
昨年の稲刈りでは、恐ろしく苦労した要塞田んぼも、一冬かけてしっかり乾くまでに
なった。 
 
少しは乾くようになりました.JPG
 
だが、土の偏りは相変わらず修正しきれていない。
気を抜かずにゆこう。
 
これをせねば水がもたない.JPG
 
畦畔は、トラクタで踏み潰して入水時の漏水を防ぐ。
その後、代かきが済んだら鋤簾で泥を畦に盛って成形。ある程度の高さが確保出来て
いれば、これでたいがい管理上問題は無い。何より、耕作を妨げずに、片手間で
しっかりしたアゼを作ることが出来て手っ取り早い。そして、機械で塗ったアゼ
よりもどうやら保水性が高く仕上がる。
現在の耕作規模ならアゼ塗り機など不要である。これも試行錯誤の賜物。
あれが無い、これが無いと騒いで道具を揃えたくなる気持ちは解るが、無くても
効果的に管理する術を見出せたなら、それは利益に跳ね返ってくる。
機械?借金してまでは買いませんね。

 
5/28
・チェーン除草二反
・トラクタ簡易メンテナンス
・漏水補修、補植など細々した作業
・午後より農業研修
 
5/29
・急遽依頼された田んぼの草刈り一反
・知人の除草指導
・代かき二反(土引っ張り)/耕起一反

昨年、土手の崩壊を起こした田んぼは、土の偏りも酷い。  
これをある程度修正出来るよう、昨年から二年越しで取り組んでいる。

P1070031.JPG
 
地味に延々と土を引っ張り続ける。耕作不能寸前まで条件が悪化した農地を引き継いだ
場合、普通に管理できるようになるまで2~3年、思ったような農法を実践出来る
ようになるまで4~5年かかる。どんなに知識を身につけようとも、全くそれ以前の
状況からスタートしなくてはならないのが、自分のような栽培者の悩み。言い換える
なら、RPGでレベル1で装備品もまともでなのに、いきなりラスボスクラスの敵と
闘わなければならないようなもの。ある意味最初から詰んでいる。そんなの無理ゲーを
リアルで行うとなると、本人の自覚の有無を無視してMっ気があるとしか言いようが
無くなる。

 
暗くなっても続けます.JPG
 
周囲が真っ暗になるまで引っ張り続け、縦横にトラクタを通すこと四時間。幸い、
田んぼは深くならず、これまでにない浅い代かきに成功。周囲が暗くなったので続きは
次回。ここまで執拗にやらなければ、イネの均等な生育も望めないし、水深の浅い
ところでは雑草が激発して収量が悪化する。田植え・稲刈り時も機械がスタックする
危険性が高くなる。
そんなところでも水を張っていれば田んぼには見えるが、二年前の段階で殆どそれが
出来ないような状態だった。問題意識はあったが、効率的に土を引っ張って均すのに
必要なスキルが追いついていなかった。ハシゴも角材も使わず沢山土を引っ張る方法
なんて、誰も教えてくれなかったなぁ。下手をすると高低差が20cm近くもある
田んぼなんてもう、普通は無理して均さずに分割して二枚にすると思う。
 
5/30
・チェー除草二反
・田植え二反
・まんげつもち35枚、苗代投入
・田植え機簡易メンテナンス
・要塞田んぼ入水
 
 
まんげつもちは、種蒔きの時期が遅くにズレ込んだため、出来るだけ早く田植えの出来る
状態にする必要が生じた。止む無く、芽出し後も被覆(寒冷紗及びラブシート)をかけた
ままとし、蒸し風呂状態で二葉まで育てる。播種量は120gと、普段よりもやや多め。
 

苦肉の策で促成育苗.JPG
  
育苗棚に並べる際、土落としのため潅水をして以降、ここまで、一度も水遣りをして
いない。朝露だけでも充分。これはこれで楽だが、どうしても徒長する。
尚、被覆がしっかりしているので鳥の被害につては心配ない。
 
うえーんヒョロいよぅ.JPG
 
見るからに貧弱な苗になっている。田んぼに投げ込めば以降は無闇に伸びないとは
思うが、非常に不本意だ。
 

ここまでに、田植えは七割以上完了。 
 
5・30七割完了.JPG
 
残りは六月上旬に完了予定。(今月の中ごろになってから突然増えた田んぼ三反に
ついては、一通り草刈り、耕起を行った上でやれる範囲内で田植えを六月下旬に敢行
する。中旬に植えたいが、用水が中干しのため強制ストップする時期なので厳しい)
尚、計画的に管理することが全く難しい状況につき、就農以来初めて初期除草剤のみ
使用する可能性がある。いきなり頼まれると、全く思うように出来ない。植える時期
的に、手間をかけても収穫量が全く合わない。無理して無農薬・有機肥料に拘らず、
とりあえず栽培して単価を下げて売ろうかと思う。秋から土作りに励み、来年からは
他の田んぼと同じように管理したい。

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