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#559 検証することいっぱい

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以前知り合った養鶏業者が、発酵鶏フンをくれるというので先週取りに行った。
稲作の資材としては有用なものだし、ちょっと試してみようと思う。
エサに関しても素性は判明しているので、資材屋で購入したものより安心して
使うことが出来る。

ちょっと試してみますかね.JPG
 
とは言え、本来この時期に使う資材ではない。秋に田面田面撒布を行い、軽く鋤き込む
というのがセオリーの資材。そうすることで、春までにワラなどの収穫残渣をはじめと
する有機物の分解を促して鶏フンと併せて元肥の効きを良くすると同時に、田んぼの
ガス涌きを抑制するというもの。畑では、即効性の有機資材として良く使われている。
未分解のまま、水田の嫌気的な条件で使うにはかなり無理がある。飽くまでも実験と
いうことで遅く植える水田に少量を撒布し、ロータリーで浅く耕した後に、ギリギリ
まで田面を乾かして様子を見よう。使用面積は二反弱にとどめる。以降の生育や雑草の
発生具合で追肥を調整してどうにかなれば良いが。
 
 

ところで、苗はだいぶ発芽・緑化が進んできているものの、寒の戻りがあったり
発芽が揃わなかったりで、未だにまともに棚に並べられない。 
昨年よりも明らかに生育が遅い。
 
催芽ムラ出てます.JPG
 
それでも、これ以上加温台車に乗せておく訳にいかなくなった15枚については
肥料袋に苗箱を突っ込んだ状態で棚に上げた。これは、簡易的な加温方法として
かなり有効で、日中はそれなりに温度を上げることが出来る。明け方は、未だに
平気で4℃位まで下がる日があるため、未発芽の種モミが低温障害にあったり、
休眠状態に戻るのを防いでやろうと特に発芽の揃いが良くないものには、更に
反対側から肥料袋を被せた。これはラビリンスにすることで、冷気が直接苗箱の
表面に当たることのないように配慮したつもり。今朝もかなり冷え込んだが、
発芽は順調に続いており、どうやら大丈夫らしい。土嚢、野菜の収穫、苗の加温など
色々な用途に対応する肥料袋は、相変わらず優秀な農業資材だ。
これを展開したものを縫い合わせて繫いでやれば、ものすごく丈夫なシートが作れる。
よって、工業用ミシンが欲しい。

 
 
ところで、肥料袋によるインチキ加温が有効だということは、そもそも最初から
肥料袋の中で加温すれば良いのだろうか。

簡易加温実験中.JPG
 
疑問になったらすぐ実験。肥料袋の二重被覆で放置し、短期間で発芽が揃えば成功。
コシヒカリの苗を一枚こさえて突っ込んでおいた。天気がよければそれなりに
上手くいきそうな気がする。

NOTE

【肥料袋による露地加温の有効性検証】

播種日 4/11 品種:コシヒカリ 播種密度:110g 温湯消毒済
床土/覆土 寒冷地用培土1:モミガラ燻炭1(容積比)
潅水の後、米酢500倍希釈液による防カビ処理

カビ処理を行う場合に使用する酢は、米酢よりもミツカンの穀物酢のほうが
効果が高い気がする。今回は、なんとも無駄というか有機純米酢を使用してみた。
違いが見たいだけなので、効果が高かったとしても定常的に使用することはないだろう。

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