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#558 天気が狂えば発芽も狂う

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色々な方々のご協力もあって、種蒔きは、今のところ順調に進んでいる。
ただ、加温のほうが順調でない。やっと最初に蒔いたやそはち苗の発芽が
進み始めた程度。今頃はもう育苗棚に並べている予定だったのだが。

やっぱり休眠が深いなぁ.JPG
 
ここのところ、曇りや雨の日が多く、また寒くなったり、昨日などは暴風雨ときた。
大震災以来、春の風が暴力的になっているをはじめ、狂ったような天気の日が多くなった
のは何故だろう。しかも毎年ひどくなる。

さて、いかに屋外でも温度が下がりすぎる事の無い人見式加温方法をもってしても、
そもそも日照が少なければ発芽適温まで上げられない。今年は、プチプチシートで
外周を囲うのに加えハウス用のビニールを二重~三重被覆としたため、温度が上がり
すぎるのではないかと思い、敢えて苗箱の下部にあるビニール袋のスソを巻き込ま
ないようにしていた。だが、これがどうやら仇になった。積み重ねた苗箱のスソは
温度が上がらない上に、上部との温度差も大きくなっている。ふさこがねは種子の
休眠性が強いせいか、上段、下段に関わらず、発芽を揃えられるかどうかも微妙な
ところ。ハウス無しの育苗を行う場合、やはり、寒い時期はコシヒカリを蒔くほうが
無難と言えそうだ。また、棚に並べられる程度に発芽が揃っても、その日が雨なら
厳しい。週末には最初の芽出しが完了しそうなものの、またその日が暴風雨にでも
なれば、延期となる。トンネルすら使わない露地育苗のメリットは大きいものの、
このようにどうしても天気任せにならざるを得ない。まあ、遠赤外線ヒーターと
コンパネを組み合わせて用いることで安定した芽出しを行う手法も以前に確立しては
いるのだが、やはりなんというか、エネルギーが勿体無いような気がしてならないので
実行に至らず。なに、いくらやきもきしてみたところで発芽などは所詮種子の積算温度
で決まるもの。待っていればそのうち生えてくる。それならそれで良し。それでも
生えてこなければ種子が死んでいる。ただそれだけの話でしかない。
そもそも、少しでも早く植えたいからこんな無理をしているだけだ。素直に四月になって
しばらくしてから種を蒔いて、あとは平べったく並べてシート被せて放っておけば
良いのだ。本当は。恐らく、それが最も手間のかからない方法でもある。


 
尚、加温台車を補強したことにより、以前より多くの苗を積み重ねられるようにした
点については、今回のような事態の影響を緩和させる方向に作用した。予定通りに
芽出しが進まなくても、ある程度までは随時苗箱を積み重ねてゆくことが出来る。

100枚いけそうですう.JPG
 
現在加温中の苗は95枚。台車を回転させる都合上、上限は100枚としたい。
以前は70枚弱でも台車がヘシ折れそうなまでにひん曲がってしまっていた事を
考えると、だいぶ改良出来たと言えよう。まあ、仮にそれらの発芽がいっぺんに
揃ったところで育苗棚は70枚弱までしか並べられないので、全体的なキャパシティは
変化が無い。なのに、毎年栽培面積は増え、作る苗の量は増えてゆく。闇雲に棚を
こさえる訳にはいかないが引き続きコンパクトで無駄の少ない育苗方法を考えて
ゆかなければなるまい。

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