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#557 ズボラでも マメでも無くて 工夫です

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一人で苗をこさえる。
いい加減、手作業を卒業したいのだが、相変わらず作る量は大した事は無いし、
育苗スペースも少ない。なにより、一人だと全自動の播種機など使うのは無理。
田植えのペースも遅いので、一度に大量に用意する必要も無い。
手で種蒔きを行っていると、周囲から呆れられることもしばしばだが、それはそれ。
普通の農家とは勝手が違うのだ。要らないものに設備投資などしてたまるか。
結果的に、手作業でも充分に二町分以上を植えるのに充分な苗がこれまで出来て
いるのである。

一人だとコンパクト.JPG

手作業を行うなら手間がかかるのは致し方ない。だが、そんな中でも余計な動きは
避けたい。従って作業時のスペースは極力コンパクトにし、無駄な動作が出ないよう
配慮をする。培土の入ったタルを自分の正面に置き、左右どちらかに苗箱を積み上げ
タルの上で床土を切り、反対側に重ねる。次に、またタルの上で種を蒔き、そのまま
覆土を被せ、もともと空の苗箱が積んであった所に積み重ねる。自分は、培土が切れて
補充する際以外、タルの前に座ったままで良い。苗作りを始めた当初に較べて、これで
相当に時間短縮が出来ている。
 
 
尚、最近は強風が酷い日が多く、培土に混ぜるモミガラ燻炭を少量しか用意出来なかっ
た。この日も、足りない分を焼いている最中。もう焼きながら使う他は無い。
 
焼けてるとこから取ってゆく.JPG 

焼けている箇所があれば、全体が出来上がらなくてもそこだけひっくり返しながら
消火し、そのまま持ってゆく。切り取った箇所にはまた新しいモミガラを入れて
水をかけておく。すると、しばらくすると何事も無かったように焼ける。この繰り
返しで、気がつけば、監視を怠らずに三日近く途切れずに燻炭を焼き続けている。

モミガラも、暗渠工事などで必要な場合以外はわざわざ袋に詰めたりせず、籾摺りを
行った状態のまま放置。そのほうが、燻炭を焼く際に手っ取り早く、モミガラ袋を
無駄にすることも無い。モミガラは野ざらし状態だが、多少湿っていても問題無く
焼ける。そして、育苗シーズンが終了する頃にはほぼ使い切れる。育苗で余るぶんは、
畑に撒いたり事前に知人に持っていって貰っているので、これまで処理に困った事は
一度も無い。、
因みに、培土用の燻炭に、生焼けのものが多少混ざっていても、育苗に支障が出た試しも
無い。雑草の種が混じることもあるが、発生はごく稀。そして生えても所詮は普通の
畑雑草。苗代に投げ込んだ時点でほぼ枯死する。

よくある燻炭製造用の煙突も未だ購入することなく、ペール缶で押し通している。
別に高いものではないので燻炭用煙突を買っても良いのだが、なにしろそこに空の
ペール缶が転がっていたら、そちらを使ってしまうではないか。これだと焼くには
効率が悪いとは言え、このように長時間焼き続けるのなら、ペール缶に火を入れるのは
ただの一度。以降は切り返しと水かけの善し悪しでしかないのだったら、もう殆ど
関係無い。これに突っ込む薪も、田んぼ周辺に生えていた邪魔な雑木か、いつぞや
に行った工事の廃材,その辺にある枯れて乾いた雑草など。

身近にあって使えるものはなんでも使う。いちいち頭を捻らなくても、目に入った物が
使えるかもしれないと思った瞬間、それは既に用のある物になっている。

エコ?なんなんでしょうねそんな概念。貧乏な私にとって、いちいち気にする事では
無いような気がするのですが。

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