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#547 腐れ油にご用心

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のっけから汚らしい写真で申し訳ないが、実際汚いのだから仕方が無い。
冬場の仕事といえば、モチだけでなく機械整備と言ってもいい位になってきたようだ。
 
 
今月入ってきた除草機も、早いところ修理してしまいたい。こういったものは
モチづくりや発送がないときに進めておくに限る。

早いところ直そう.JPG
 
しかしこの機械、油汚れが酷い。一応これでもだいぶ洗ったのだが。
エンジンオイルでもぶっかけて放置していたのではないかというくらい酷い。
エンジン全体はもちろんのこと、ギアボックスや本体まで満遍なくガム化した
ガンコな汚れがこびりついている。洗うだけでも手間賃を取りたいくらい。
 
 
ガンコな油汚れ.JPG
 
いちいちパーツクリーナーなんぞで洗っていたら勿体無い。マイナスドライバーで
粗く削り落として泡のキャブクリーナーをかけたり灯油で拭いたり。
タンクは外も汚いが、中から劣化ガソリンが異臭を放っている。

 
 
因みにガソリンは劣化が進んでくると、一部がガム化して様々な部品にこびりついて
悪さをする。この写真は今回外した燃料ストレーナーだが、こうなると再使用不能。
まるで失敗した唐揚げか何かに見える。

失敗した唐揚げ.JPG
 
唐揚げなら失敗しても旨そうな匂いくらいはするかもしれないが、これが放つのは
灯油の匂いを酸っぱくして、更にカビのような刺激臭を加えた感じ。
燃料タンクなど、洗っているだけで頭が痛くなってくる。
長期間動かす予定のない機械の燃料は、抜き取っておくか、用事がなくても時々
運転して減らすなり足すなりしておきましょう。入れっぱなしだと、確実に不動に
なりますので。
 
 
一部の部品をつけおき荒いしている間に、スロットルワイヤの固着を直す。
ワイヤーのジャケット内には、機械を使用していると必ず水分や泥汚れが浸入し
摺動不良やサビが発生する。その状態で放置した場合、たいがい固着する。
また、潤滑状態が良好でも充填されているグリスが劣化して操作荷重が増すケースも
ある。いずれにせよ、操作荷重の増大は、ワイヤーに負担がかかり寿命を短くする
要因となる。また、それが原因でスロットルレバーが破損することもあるので常時
注意が必要な箇所である。

サビ落とし中.JPG
 
サビや汚れが詰まっているので、洗浄液はジャケット内に充填してもすぐに反対側から
出てこない。加圧した状態を保持してやり、暫く待ってやると、写真のようにサビと
一緒に洗浄液がポタポタと落ちてくる。(床にたまっているのはサビの混じった洗浄液)
 

   
更に充填を続けてゆくと、最後には洗浄液がキレイなまま、スムーズに落ちてくる
ようになる。

固着外れました.JPG
 
洗浄は、これで完了。ここからオイルやグリスをジャケットに入れる。

因みに、ここは機械の回転数を調整する部分である。危険な時に、即座に回転を
落とせなければ事故に直結する。使い込まれた機械の場合、ワイヤの潤滑状態を
見れば、使用者の危険に対する認識度合いが判断出来る。
動きの悪い機械は、買う際にも借りる際にもマイナスポイントだ。使わざるを得ない
場合は、スロットル操作以外でも速やかに作業機を止められる方法を見つけておくと
良い。

 
 
ところで、今月下旬に入ってからは米もモチの出荷も落ち着いている。
そのせいか、少々ぐだぐだしてしまったが。そろそろ営業活動を再開しよう。
 

そういえば、放置検証しているモチはどうなっているだろうか。  
 
はい一ヶ月経過.JPG
 
一ヶ月以上経過したものの、まだカビが発生してこない。 
ここまで、ただ冷暗所に置いていた訳ではなく、モチつきを行う度に、まだ温かい
もちの上に重石として載せたり、温かい部屋に時々置いてみたりという意地悪テストを
していたのだが、なかなか成績は優秀だった。
 
 
一部胚芽を残した米を使っているので、不純物のようなものが目立って判り難いが
アップでもカビの発生は確認出来ない。
 
いつまで検証しようかな.JPG
 
もう検証を止め、切って乾かしてからカキ餅でも作ろうか・・・。
しかし、どこまで記録が伸びるかも気になる。もう少し様子を見続けよう。

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コメント(2)

洗い油やパーツクリーナーも良いけど、マジックリン原液どぶ漬けも結構効くよ。
うちに入ってくる年代物の軸流タービンやターボコンプレッサー、多段ブロワーなんかもこの方法で洗ってるよ!

マジックリンのドブ漬けですか。
そういえばそんな方法もありましたね。何年か前にコンプレッサーそれで
洗いました。
なんだか、洗浄系のケミカルが沢山あると、忘れるのもありますね。
時と場合によって、無駄なく使い分けるにはもう少し努力が必要だと認識しました。