田舎日記ホーム >>> 田舎生活 >>> 新規就農者ブログ >>> #529 イネが育たぬ田

#529 イネが育たぬ田

| トラックバック(0)

今年も、棚田の上二枚は不作そのもの。これまでまともに収穫出来た試しが無い。
今年は入念に草取りを行ってみるも、結果として、草を生やそうが生やすまいが
収穫量に殆ど差は見られなかった。陽が当たらない・気温/地温が低い・排水が悪い・
水位と水温を調整する側溝を掘っていないので湧き水も絶えず流入する・風通しも
悪いときては、イネはただ穂をつけるだけで背一杯と言う感じである。毎年植える
品種を変えてみたが、分けつ量は何を植えても極端に少ない。恐らく反収二俵まで
いかないのではないか?だが、まだ晩成品種は試していない。来年は、せめて生育
期間を長く取れる奥手のイネをこれまでより早く植えてみようかと思う。
若しくは、減反に当てて調整水田とし、イネ以外の作物を植えるなど真剣に考え
なくてはなるまい。(強湿田につき、減反補助金の対象となる転作作物の栽培は
全く望めない。減反に協力して得られるのは、一万五千円/一反あたりの個別所得
保障のみである)


このような状況下で稲刈りをする場合、コンバインの移動速度を早くしないと
こぎ台からスルスルとイネが落っこちてまともに脱穀出来ない。だが、田面が
ぬかっている場合は速度を上げるとスリップして進まなくなることもある。
もともとかなりの湿田に加え、雨が続いたような条件だと、速度とイネの搬送量を
絶妙なところでバランスさせなければならず、やはり神経を遣う。

マジで泣きたくなる.JPG

更に、陽が当たらない場所ということもあり、夕方を待たずして湿気が上がってきて
午後三時前からイネに露がついてしまったりする。このような【濡れ刈り】条件は
脱穀選別にも機械にも、後の乾燥にまで悪影響を及ぼす。コンバインが詰まらないよう
祈りながらの作業だ。それでも悪条件での操縦スキルが上がったようで、コンバイン
トラブルは今年も未発生。

稲刈りも、残すところあとはモチ米の二枚。しかし、今日もまとまって雨が降って
しまった。また明日は溝掘りとドジョウ獲りか。
絶妙なタイミングで天気が崩れるとなれば、こちらも絶妙に合わせて作業するのみ。
ただ、流石にそれを一ヶ月半も続けていると疲れてきた。早いところ稲刈りは終わり
にしたいものだ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://inaka-nikki.net/mt/mt-tb2.cgi/1821