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#513 遅まきながらのサバキャン報告

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八月の振り返り記事第二段。写真を整理するのがかなり大変で、アップを先延ばし
し続けた結果、終了してから随分と時間が経ってしまったが、毎年恒例になった
サバイバルキャンプ(派遣参加者による作業)本年の様子を報告してゆこう。
 

二日目・三日目は自分も埼玉にある見沼田んぼ福祉農園へ出かけ、作業と講習を
行う。参加者二名を千葉に連れてきたのは三日目の深夜。

この真夏の雰囲気が好きだ.JPG
 
真夏の農園の雰囲気はすごく好き。
 
 
二日目の夜は、農機について座学を行う。
数年使い続けた資料もここで一新、より専門的な記述を減らし、興味を持ってもらい
やすくしたつもりだが、どうしても眠い時間。噛み砕いて説明しづらい部分もあるので
こちらも少々辛かった。全体的な反応としては概ね良好。
 
ディスカッション中.JPG
 
危険な道具でもあるので、安全認識を向上させるためにグループディスカッションも
短い時間ではあるものの行った。翌日は、刈払機と耕耘機の操作講習。ここ何年かで
こういった講習をした回数も数え切れなくなってきた。

  
さて、四日目からこちらで作業する参加者は二人。
増田くんとあかねさん。 

午前中は、田んぼの草取りを三人で行う。
蒸し暑い天気の中で皆汗だくだが、既に猛暑の農園で二日間作業をしてきたので
あまり心配も必要なさそう。
 
最後の草取り.JPG
 
ただ、最初は二人とも田んぼの歩き方がおぼつかない。こればかりはなんとか慣れて
もらう他はないのだが、慣れるまでにかなり体力を消耗する。それに輪をかけて
除草機を押すのだから、きつそうだ。
  
 
それでも、二人とも運動神経が良いようで、随分と作業が進んだ。
 
蒸し暑い日でしたね.JPG
 
休憩中の一コマ。飲み物はみるみるうちに無くなってゆく。
午前中だけで作業着は泥まみれ。午後は別のを着てもらうことに。
 
 
午後は、ヤブ刈りに挑戦。 
 
刈払い応用編.JPG
 
刈払機の講習を終えた直後の反復学習というか応用編。仕様の異なる刈払機を用意して
主に笹の密集したようなところを刈り込んでもらう。
で・・・二人とも楽しいという。それはよござんす。もう草刈りは一種のスポーツだと
思ったほうが良いのかもしれないとい思った。潜在的な競技人口は、恐らく数百万人。
もう少し競技っぽくなる仕組みを考えてやれば面白い気がする。そうすれば、普段の
草刈りもトレーニングになる筈だから、もっと積極的になれる。
 
 
木も切れるんですよ.JPG
 
 
今回も【女の子に重たくて出力のある機種】
案の定、作業は実に安定。増田くんは農園でも散々草刈りをしていたので、更に
上達していく。若いと飲み込みが早くていいな。
 
 
と、今年からはみっちり作業するだけでなく、繋がりのある周辺の方々と
お話をする機会も増やすことにした。
  
原さんどうも.JPG
 
詩や短歌を詠む趣味のある農家の知人さんと談笑。興味があれば来るもの拒まず。
何か出来たら教えてくださいね。翌日の夕食にも誘っていただいたので、有り難く
おうかがいさせていただく事にしました。
 
 
本をいただきました.JPG
 
そんな訳で二人とも本を貰いました、どうもありがとうございます。
みなさん諸先輩から見たら孫みたいなものですので、可愛くて仕方がないのでしょう。
 


5日目、所用のためあかねさんは前日に帰宅。ここからは増田君と自分のみ。
相変わらず蒸し暑く時雨が降る天気、作業は、田んぼの溝掘りと過酷さを増す。 
 
溝掘りは大変です.JPG
 
魔のドブ田は全く水が抜けない。放置すると隣の田んぼに迷惑がかかるので、昨年
同様早い段階で落水させる。田んぼは縦に長く、相当な区間を深く掘らねばならない
ので、彼がいてくれると心強い。
 
 
それで、やっぱりしんどそう。 
  
すごく夏してます.JPG
 
表情や仕草は、高校球児のそれを彷彿とさせる。
真剣にやってくれているのだなと思う。いや、こんな作業手伝わせて申し訳ない。
 
 
黙々と二人で掘り続けた後に、振り返ってみる。
 
ずいぶん掘ったなぁ.JPG
 
水が落ち始めた瞬間は、かなりの感動もの。
子供の頃に砂場で水を流して遊んだのも、大人になってから必死になって泥掘りを
したのも、達成感とか面白さについて言うのなら本質的に大差無い。
単純に嬉しいのである。
 
 
それでまあ、午後も溝掘りではハード過ぎるので、買出しと見学と、そのまま
夕食お呼ばれコースということに。
 
 
買い物の跡にやってきたのは養鶏場。
ここで採れる卵はみんな有精卵。
 
養鶏場にやってきました.JPG
 
よく考えてみると、今日から被写体は彼しかいない。
従って 【増田くんのサバキャン2012】 のようなショートドキュメンタリー風に
なってくる訳だが、彼に指示を出しているのは自分なので何か妙だ。変な言い方を
すると、彼を媒体にして自作自演をしているような気がしてしまうのである。

彼がここでの物事についてどう捉えていたか、更に突っ込んで聞いておければより
リアルな記録になったのかもしれない。これが私の限界でした。
 
 
 
養鶏場には、人懐っこい犬が二匹いた。
白いのは、やたらテンションが高く、落ち着きも全くない。
 
犬がカメラ目線・・・.JPG
 
やっと一瞬止まったと思ったらこれ。
君がカメラ目線なのはどうかと。増田くんはカメラに気付いてもいない。
 

夕方だったので、ニワトリが上手く映らない。 
 
ニワトリさんだー.JPG
 
ここにいたハーフの男の子と一緒にしばし眺める。
養鶏場では特に何かを手伝うでもなく、卵を沢山いただいてしまう。毎度ながら
有り難いことばかり。卵は翌日にサバキャン会場の見沼へ持っていって料理に使った後
皆に配った。また今度、みんなで遊びに行きます。
 
 
 
その後、養鶏場のおばさんと一緒に、夕食会場へ。

ごめんください。
 
お邪魔します。.JPG
 
この時期に、こんな感じの家を訪ねると、本当に夏休みだなと思う。そして
盆参りで親戚の家に来たような錯覚に陥る。増田君もそうだったようで、家の
間取りまで田舎の家にそっくりだと驚いていた。 
 
 
見沼では今日の夕食はかなり豪華とのこと。だったら我々も夕食会にあやかって
罰はあるまい。
 
夕食のお手伝い.JPG
 
でも、食べる前にちゃんとお手伝いをしましょう。

 
他愛も無い会話をしながらゆっくりと、穏やかな夏の夜が深まってゆく。
良く考えると、最近はそんな時間もあまり無かったようだ。
 
夏休みってこんなんだよね.JPG

学生の様子を見ていると自分も夏休みを過ごしているかのような気持ちになるが、
今はそれで良いと思う。
  
 
絵的に文句なし.JPG
 
 
ここでスイカ。これまた夏休みの絵的に文句なし。
けれども、残念ながら花火は無し、と。

 
 
六日目
さーて現実に戻りますか。
 

え、ここ刈るの?.JPG
 
耕作放棄地に隣接する農道が、草で覆われてきていて危ない。
コメの収穫に全く関係ないが、これも野良仕事。やらねばならぬ。
 
 
これまでの成果を見せるんだ.JPG
 
刃物の装着も問題なく出来るようになった増田くん。
これまでで最も混み入った草地ながら、少しの指導で難なく刈ってくれた。

 
ほぼ刈終わってから、いつもの大工さんと茶飲み話。
 
立ち話は重要です.JPG
 
昔話も新鮮な様子。けれど、ここは千葉といっても方言がきつい。
ちゃんと理解できただろうか?
 
そうそう、チップソーの砥ぎ方もこの際なので教えておいた。
 
チップソー砥ぎ練習.JPG
 
まあ、道具があれば簡単なもの。これで刈払い作業に関しては一通りマスター。
今後はそのスキルをどこで活かすかですね。


 
この日は夜にまた見沼へ行かなければならない。
午後は充分に休息してから移動。その前に腹ごしらえ。
 
つまみ食いしながら昼食.JPG
 
野郎二人だが、ホットサンドをしこたま作ってみた。
彼が調理している様子を撮影したのも、これが初。他にも色々やってくれては
いたのだが、少々惜しいことをしたようだ。
 
 

そんな感じで、ここから無事に農園へ戻り、翌日にサバキャンは無事終了。
今年も皆さん元気でケガもなく過ごせて何よりでした。
 
 
駆け足気味ながら、まあ何をしてたのか位はこれで伝わったでしょうか?

本体の活動は、以下でもご覧になれます。どうしても、こちらのブログでは尻切れ
気味の報告となるのは否めませんのでので、ご興味ある方はどうぞ。


blog 福祉農園通信・龍神伝心
http://blog.goo.ne.jp/fwic3195/2

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