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#508 陽射しなく風がよどめば虫が寄る落とす肩にもまた一匹

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このところの作業自体には、あまり変化が無い。そんな訳で更新は中弛み。
いや、外にも書くことはあるのだが、それは現在まとめているところ。
ちゃんと報告するのでしばしお待ちを。
 
 
 
最後の草取りは、先週で終わり。これからは草刈りと稲刈りの準備。
本日は、ドブ田の溝掘りと農道の草を刈る。
 
 
この時期の棚田は、陽が差し込まないが風が抜けることもない。
ただただジメジメしていて蒸し暑く、どんよりとした空気に包まれながら作業するのは
なかなかしんどい。

いつもどんより.JPG
 
山から吹き降ろすはずの風も、分厚い雑草の茂みに遮られているらしい。
こんな環境は、大きなアブの好みらしく作業中はずっとまとわりついてくる。
噛まれると痛い上に、しばらく時間が絶ってから痒みが激しくぶり返してくる。
それが嫌なので、厚手のツナギを着て、頭から手ぬぐいを垂らした上に帽子をかぶり
革手袋をはめる。皮膚を露出させていると、すぐにやられるので作業に集中出来ない
のだ。また、薄手の服や軍手などは簡単に貫通されるので、あまり意味はない。
アブは車の窓を開けたままにしておくと、車内にも沢山入り込んでくる。一匹でも
中で暴れようものなら、それこそ運転どころでは無い。軽トラに乗り込んだら五匹も
いて潰したり追い払ったりするのに難儀して以来、アブの出る時期は必ず降りる際に
窓を閉めるようになった。
 

作業時の服装についても、暑くて大変そうだとよく言われるが、正直言って暑いのは
慣れればどうにかなる。それに現実的な話、半袖短パンよりもツナギのほうが体から
水分が抜けにくい上、何よりもケガの防止になる。日焼けだって、少ないほうが
疲労は少なくなるものらしい。

暑い中で連日作業をする者にとって、しっかりした作業着を着用することは必須なのだ。
 
 
 
しかし、この空気が澱むというのはやはりイネにとってもよろしく無い。
反対に、弱った植物を食べる虫にとっては良い条件のようだ。
 
葉っぱがない・・・.JPG
 
ここは、例の棚田最上段。ただでさえ生育は最悪に近い状況だったのだが、
コブノメイ蛾幼虫の食害により、全体の1/3位はイネの葉っぱがほとんど食われて
しまった。虫によるものではこれまでで最も酷い被害と言える。
 
やはり、草木に埋もれた農道を復元して風通しを改善しなければ、この状況は
いつまでも好転しそうに無い。今年の稲刈りを始める前から、もう来年の事を
考えるようになっている。今年に発生した課題は多い。それに気付いたなら
まず最初にこうして記録を残しておくべきである。でないと、来年も同じような
事が起こりつづけるだろう。

だが、草にも虫にも勝てる気はしない。
とにかく、もっと上手な付き合い方が出来るようになりたいと思う。

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