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#497 人力除草継続中。

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昨日今日の農作業。

チェーン除草三反五畝・中耕除草三反五畝・肥料散布60Kg・アゼ修正80m・
畦畔板挿し20m・草刈り田んぼ4枚+休耕地めいっぱい・オーバーフローパイプ設置
一箇所・・・。
 
暑くなってきたので、いい加減しんどい。
七月に入れば少しは余裕も出るかと思っていたが、全然やることが減らない。
『今日はこれだけやる。』と決めたことをキッチリとまっとうすれば、翌日は
無意識にまた別のノルマを己に課している。結局、諦めて投げ出すか、これ以上は
何も出来ないという所までいかなければ体は休まることが無いようだ。
例え今日は何もしないと決め込んで作業場に閉じこもったところで、全然落ち着かない。
休もうと思ったら、もう田んぼから遠くへ離れる他は無い。
 
 
今年は、四枚の棚田も比較的草が少なめに管理出来ている。

いつまで引いてるんだろコレ.JPG
 
チェーン除草を行う頻度を昨年の1.5倍(二~三日おきに実施)まで増やしたから
だろうか。とりあえず、遅植えながら今のところ生育は順調。除草回数を増やした
理由としては、中耕除草機を出来るだけ入れたくない事に加え、田植え後五日間に
発生したコナギの数を見て驚愕し、腹を括った所が大きい。通常、チェーン除草は
田植え後三週間で見切りをつけるのだが、この四枚はそれを過ぎて尚も続けている。
つまり、まだ諦める状況に至っていないという事だ。
 
尚、チェーン除草を行う際は、摺り足で移動し自分の左右にあるイネの株間も
足で土をゆさぶって除草している。

足でも除草を行う理由は、雑草に包囲されたイネを救助するためだ。

君は包囲されている.JPG
 
写真のように、イネの周囲をコナギに取り囲まれるたまま放置すると、ある程度
から先はあまり分けつしなくなる。そして、どんどん気温が上がってくると、コナギの
生育速度がイネのそれを遥かに凌ぐようになり、イネは葉色を急速に失い始める。
その時点で除草を行っても、コナギも再生力が増しているので殆ど効果は無い。
ただでさえ初期成育の良くない自分のような栽培方法では、チェーン除草機と手足で
浮かせられるうちに叩くのが最も重要なポイント。また、泥を攪拌して水を常時濁った
状態にすることで、雑草の生育を抑えるという意味もある。
実際、コナギの生育は遅くヘラ状の葉を水面近くでユラユラさせるような個体はまだ
皆無。ただ、表土を常時ひっくり返し続けているおかげで、埋没していた雑草の種子が
反転してきて、ダラダラと出芽を続けるという状況もあるようで、恐らくイネが
生育後期となる8月まで、ポツポツとながらコナギの出芽は続くだろう。
これまで、まともに抑草出来た試しが無いだけあって、埋蔵種子の量も、やそはち
田んぼに負けず劣らずの状態になっている。それをなんとかしたければ、手間を
かける他に出来る事など無い。

 
 
思えば、これまでは今くらいの時期になると棚田の半分は田面がコナギで埋め尽くされ
手の施しようが無くなることが多かった。上から二段目と最下段の田んぼに至っては
今までまともに収穫が出来た試しが無い。日照も風通しも排水も悪いからと田んぼの
せいにばかりしていられるか。今年こそはどうにかしてやる。 

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草の成長って早いよねー
田んぼは分からないけど、十勝では畑の草は、
「草の芽を見ずして草を取れ」とよく言われました。

カルチして草を生やさないためには、発芽直後に耕転させて、
地表に出芽させず枯らしてしまうのです。

手作業で草を取る方式では、草を大きくして取る(大きくないと取れない)光景が見られますが、
機械式除草で幼少の草を抑える方が効率がいいと思う私は、
早めの対応心がけています。

ちなみに、人見君のチェーン除草は理にかなっていると思います。
向こうでは、カルチベータの後ろに、タイヤチェーン引きずって草取っていましたよ。結構効果大でした。

毎度どうもです。

なんだかんだで発芽直後に叩くのが一番効果的でした。畑でもそれは同じみたいですね。
しかし、チェーンを畑でも使っている人がいるとは驚きました。

水田雑草でも、今は主にコナギと闘っていますが、オモダカ・クログワイ・ヒエ・ホタルイ
などもかなりの強敵です。各々、物理的な防除方法が異なっていて、どれかが減れば
他が優先してきたりするのでやっぱり雑草管理は難しいです。

土を冬によく乾かすと、コナギは増えますが、クログワイは減ります。
丁寧に代かきを行うと、コナギが爆発的に発芽し、クログワイ・ヒエは減ります。
水深を深くすると、ヒエ・ホタルイは減りますが、コナギ・クログワイ・オモダカは
あまり減少しません。
田植え直後から表土がしばしば露出するような浅水にすると、コナギは減りますが、
ヒエがえらいことに。

因みに、春までにワラの分解が進んでいるればコナギは激減します。 
やっぱり、雑草防除は秋から取り組むべきですね。
遅く植えるだけでは、根本的な解決にはなりません。