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#473 スクラップ製造沼

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憎い草ほど叩いても叩いても再生する。だから畦畔の春雑草は残しておくに限る。
刈るにしても、トリミングする程度で地面のキワから刈らないようにする。
 
春雑草は残しとけ.JPG
 
性格上、これまでは入念に刈り込んでしまうことが多かったのだが、そうすると
畦畔から匍匐茎を伸ばして田んぼに侵入してくるアシカキやスズメノヒエなどの雑草が
優先してきてしまう。連中は、刈り込みにも強く、いくらでも再生して勢力を伸ばす。
すると、刈り取りに弱い他の雑草は次第に駆逐される事になる。

だが、匍匐茎を伸ばす際に、他の植物が繁茂しているところでは伸長が停滞するため
このようにツメクサやハルジョオンなどを敢えて残す訳だ。夏になるとどうしても
繁栄を許してしまうかもしれないが、これで幾分か優先化を防げればと思う。 
 
 
今日は、代かきと耕起。田んぼは計五枚。
暗渠を入れた田んぼは二度目の耕起。扇の上も、以前学生たちが側溝を掘って
くれたおかげでトラクタが入っても深くならない程度まで乾いた。

多少乾いたので.JPG
 
本当は、こまめと除草機だけで今年も片付けようと思っていたのだが、扇の下の
代かきついでに処理しておく。尚、来週この下の田んぼの田植えを行う予定なので、
以降は導線の都合上から以降トラクタは入れない。まあ、生産性の悪い田んぼだし
苗が余ったらテキトーに何か植えておけばいいや位で気楽に構えている。


 
しかし、相変わらずトラクタ作業は気疲れが耐えない。そして、手間のかかる田んぼ
ばかりなので、一度出動したらなかなか帰って来れない。ろくに休憩もせず、ぶっ通し
で八時間以上操縦していた。八時間も連続で車を運転していたら、東京から岡山位
までは行けてしまうだろう。

扇の下は、カマの代かきのために、ひたすらバック作業。軽く土も引っ張った。
だが、別にたいした事はない。そう、最後の一枚を除いては全てが順調だった・・・。
 
 
ここは、今年から農政を通じて借りた田んぼその③。
前回の荒代かきの段階で、田んぼの約半分は水が乗らずにいたため、やたらと
高低差があることに気付いてはいたのだが、まさかこれ程のものとは。

三時間やったのにこれかよ.JPG
 
かなり水を入れても農道側から1/3は全く元のまま。面積は少ないが、高低差は
魔の田んぼよりも相当ある。最低部より下手すると20cm近く高いのではないか。
で、水が乗っていないものだから、なかなか引っ張れない。
一気にガバっと引っ張りたくても、ポンコツにこれ以上負荷をかけたくないので
我慢しながらチビチビ引っ張り続ける。で、格闘すること三時間でやっと上の
写真のような状態。

別の角度より。 
 
なにこれ地獄なんですけど.JPG
 
で、ここから更に一時間以上作業し続け、やっと目途がついたが、流石に疲弊しきった。
本当にもう勘弁してくださいという気持ち。でも、あと一度仕上げにここには
入らなくてはいけない。引き継ぐ田んぼの地代は異様に安いケースが多いが、
それも納得である。条件が悪くなって匙を投げた人の後を自分が継いでいるのだから
大変なのは解っているつもりでも、やはり実際にやってみると滅入る事ばかり。
そんな中でも、一つ救いだなと思う事はある。耕作するのにあたり、大借金をして
購入した機械類を使用していない事だ。例えば、新車のトラクタを制度資金を利用
して購入、意気揚々と田んぼに出かけてこの有様だとしたら泣けてくるだろう。
なにしろ、こんな田んぼは機械をぶっ壊すにはもってこい。まして、始めたばかりで
操作スキルが未熟だとしたら・・・想像するだけで恐ろしくなってくる。
無論、新品ならば最初のうちは壊れない。だからと言って力押しで作業していると
バッティング練習専門のピッチャーのようにアッと言う間にガタが来る。
その先は言わずもがな。

そんな意味からゆくと、これまで小型機械による数々のインチキ技を併用しつつ
切り抜けて、機械の損傷を避けてこれたのはやはり大きかったと言える。

とかなんとかプラス思考して、今後もトラウマを増やさずに過ごせたらと思う。

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