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#466 何故、君だけが

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【ふさこがね】は、どうも田んぼで育苗すると根っこが痛み易いらしい。
昨年に続いて今年もかなりの数がやられている。昨年は、苗代に投げ込んだ最初の
数日間、殆ど水に浸していなかったことが原因だと考えていたのだが、どうも違う
ようだ。
 
苗は、根が腐り始めるとヒョロっとした葉っぱを伸ばし始め、緑色が抜けて黄色っぽく
なってくる。

昨年も見た光景.JPG
 
培土の配合や播種日が同じコシヒカリはどれも何ら問題は無い。
昨年は5種類の苗を育てたが、根腐れが多発したのはふさこがねだけだった。
 
 
それでは、苗をめくってみよう。
 
ぐええ.JPG
 
白くびっしりと絡んでいた根が見事に黒っぽく変色している。
サビ色になっている根っこは、根の表面に酸化鉄の皮膜が出来ており、この部分に
関しては根腐れから守られている。来年は、ふさこがねの培土だけPHを酸性寄りに
調整してみようかと思う。
 
 

 
こちらも根腐れが順調に進行中。

広がる病紋.JPG
 
苗箱の底に空いている穴から病紋が広がっているような感じ。
この根腐れが酷い状態のまま田植えをすると、活着に異様に時間を要す上、初期成育も
バラツキが生じやすくなる。初期成育が良くなければ、その間に発生した雑草にも簡単に
負けてしまう。従って、こうなると根っこが回復するまで植えられない。2週間くらい
放置すると異様に強力な根っこが再生して問題なくなるのだが、5月の下旬~6月植え
は避けられない。ふさこがねは、中性だが実質早稲の品種。本来は今くらいまでに
田植えをしないと収穫量はあまり見込めなくなってくる。
だが、もう仕方が無い。どちらに転んでも減収するのなら回復を待ち、活着も早く
速やかに初期成育を開始できる成苗に近い状態にしてから植えよう。
 
 
 
こちらは、正常なコシヒカリ。

コシヒカリは元気そのもの.JPG
 
全く同じ管理をしているのに、こうも違うとは。
ふさこがねが露地の苗代に弱いという話は聞いた事は無い。というか、早稲なので
田んぼで育苗しようなどと普通は思わない気がするが、どなたか経験のある方がいれば
お知らせいただきたい。 
 
 
 
4月18日播種のふさこがね。
 
四月18日播種.JPG
 
こちらはまだ正常だが、予断を許す事は出来ない。
 
 
遅植え上等とばかりに、四月下旬に播種したもの。
 
君は順調.JPG
 
これは健全そのもの。どうも、三葉展開後あたりから被害が目立ってくる。時期的にも
三葉展開になったら、とっとと植えてしまうのが正解のような気がしてきた。
早くも、来年行うべき事が見えてきた。

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コメント(2)

人見さん、こんばんは。
苗作り難しいですね。
うちも毎年田植え(同じ5月下旬から6月頭)までに
立派な苗になってと思っているのですが
なかなか満足いく苗が育ちません。
あと2週間でどれだけになるかな~

ご無沙汰しています。
もうすっかり田植えの時期になりましたね。もう暖かいので2週間もあれば立派に
生育するかと思いますよ。自分も、今日最後の苗を並べました。

自分もこさえはじめて4年目なので、まだ毎年何がしかの失敗をしています。
ともあれ、最初に植えた苗は大成功でした。寒さにさらすと強いものが出来る
ようです。この間は浸漬の途中で冷蔵庫に突っ込んで強制的に冷やしてみたりと
色々試しています。