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#452 カマの修正

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日曜日のこと。
 
『人見さん、ユンボであの田んぼさ入っても構わんか?』
 
ああ、今年も灌漑用ポンプを設置するんだろうな。けれども、昨年あの田んぼでは
トラクタとコンバインを一回ずつ潜らせて脱出不能になっていた。
 
トラクタは腹まで潜り、コンバインは片足だけズブズブとはまり続け、横転寸前に
まで至った。全く恐ろしい田んぼである。

「ええ、構いません。けど、入り口が掘れてえらいことになってるけど大丈夫ですか?」
 
『ダンプで砂を二台ぶん位入れといてやるから平気だろ。』
 
「え、砂入れてくれるんですか?」
 
なんだか、こちらが申し訳なくなってくる。
で、4トン車二台分を入れてくれたのだが、カマ(深み)が直り切らない。
そこで、冒頭の方と一緒にきっちり修正をすることに。


ここがその田んぼ。アプローチはだいぶ改善されているが、確かに水溜りの
部分がかなり残っている。

P1040911.JPG

ここでもユンボは必須。暗渠作業といい、ここのところユンボの登場機会が多い。
やっぱり、持っていると違うんだなぁ。少し羨ましい。

 
 
 
掘って粗朶埋めます.JPG
 
カマの泥を掘り起こし、暗渠と同じく粗朶を埋め、その上に山砂を被せて均す。
もともとの泥は、性質上しめ固める事が難しいため、このような処理となる。

 
粗朶は、すぐ傍の山に生えている竹を使用する。

ヤブは資源の宝庫.JPG

竹はいくらでも切り出して良いとのこと。かなり密生しているので少しは
竹薮のメンテにもなるだろう。竹を切り倒して引きずり出し、ナタで枝を落とす。
以前、何度も竹林整備を手伝った経験はこんな時に活きる。
 
 
中途半端な太さの竹や、払った枝を掘った部分にのした後、井ゲタ状に編んだ
竹を落とし、その上にシートを被せる。 
 
 
竹イゲタとシート.JPG 
 
シートは、シート地の加工業者から直接購入。3×6mで900円。
これは良い所を教えていただいた。今後はシートが必要になったらここで購入しよう。 
砂はスムーズにのされ、以前では考えられないほどに導線の状態は改善された。
ここまで、実に午前中だけで済んでしまうという驚きの早さ。 
軽トラ二台分ほど残った粗朶は、暗渠工事中の田んぼへ運んでおく。 
 
 
 
と、ここらで軽く珍機(ヘンな仕様機械)レビュー。
どうせこんな作業が増えるだろう事を見越して、先月組み替えておいたのが
早くも役に立った。

【ハスクバーナ339XP+共立用10インチガイドバー+竹刃】
 
339XP竹薮スペシャル.JPG
 
本体は、至極まともなハスクの軽量プロソーである339XP。
チェーンスプロケットを、竹刃に対応させるためピッチを1/4に変更し、更に
ノーマル15インチのガイドバーから10インチのカービングバーに取り替えた仕様。
言うならば、竹ヤブ/雑木林スペシャルである。また、カービングバーを装着した事に
より、チェンソーアートにも使用可能となった。ガイドバーは、ハスク用ではなく
共立用を穴加工している。共立純正と、ツムラ製かどちらを使用するか少々悩んだが、
全体的に強度があり、ノーズのステライトもケチっていないツムラ製を選んだ。

もともと高回転・高出力の機体を更にショート化しているため、吹け上がりや出力は
申し分なし。軽くて短いので、竹が密生したような狭い箇所でも非常に取り回し易い。
カービングバー故にノーズのエッジは立っており、狭い場所でもキックバックを気にせず
使えるのも良い。ガイドバーの長さは、枝打ち用トップハンドルと同等なので、抜倒
した樹木の枝払いの際も使い勝手はこの上無く良い。小径木を倒す際も、支持スパンを
稼げているのでトップハンドル機より姿勢が安定している。少し無理すれば枝打ちも
こなせそうだがやはりそれに関してはトップハンドル機に一歩譲る。とにかく、かなり
万能なのは間違い無い。比較的太い木の伐倒や玉切りなどの通常作業時は、標準の
ガイドバーを装着すれば良い。
 
ここまで書くといい事ばかりだが、問題なのは14000rpm以上まで吹け上がる
高回転特性に加え、ガイドバーのノーズの半径が小さくなっている為、局所的に
かなりの摩擦がかかってしまう事。よって、しばらく全開にしていようものなら
アッという間にノーズが焼ける。そして熱を持ったチェーンは、伸びて外れ易くなる。
この仕様で使う場合、最高回転数ダウンとオイル吐出量の調整は必須だろう。使い
始めは、こまめにチェーンの伸び具合を確認し、冷間時に、どのレベルに調整すべきか
把握しておく事も忘れずに。まあ、ガイドバーに加工してまでこの仕様にしたいと
いう方ならばその点は理解して貰えるかと思う。とにかく、メーカーはこんな使い方
など想定してはいない。 
 
 
 
午後は、芽出しの済んだふさこがね苗を棚の上に並べる。
 
ふさこがね発芽良好.JPG
 
今回も発芽は揃ってくれた。スペース確保のため、数枚のやそはち苗を苗代に浸して
きた。明日はまた種まきだ。

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