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#445 少しは目覚めましたか?

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ここ二日ほどは春らしい天気。
播種から約二週間。ようやくまともに加温が出来ている。

根っこが先に動く.JPG
 
土の表面にはほとんど変化が無いように見えるが、上段の苗箱の裏を覗いてみると
細い根っこが出始めている。下のほうはまだ動きが見えないが、温度差を考えると
仕方ない。昨年同様、苗箱の中心に近い部分の温度はどうしても上がりにくく、
発芽は遅れ気味になっているようだが、気温が低い時期なのでこれも致し方ない。
 
 
ところで、発芽中のイネの様子はこんな感じ。
 
一応死んでませんね.JPG
 
イネを発芽させる場合、発芽可能な最低温度は11.5℃以上で、その日その日の
温度から11.5℃を引いた残りを毎日積算し、その値50以上を目安として考える
のが一般的。今回のケース(苗箱上段部)をざっくり計算すると、平均15.1℃で
14日加温していたという事になる。まったく時間がかかる訳だ。

ちなみに、下の段の平均温度が13℃で、これまでのような陽気が続くと仮定した場合
まだこの倍以上時間がかかる計算になる。それもまあ、芽が出ればという話で、
ここまで低温に晒されているとなると、発芽しないことも充分に考慮しなければ
ならない。やそはちメンバーに、田んぼの面積に必要な苗の倍ほども種蒔きをして
もらったのは、そんな理由もあってのことだ。

田んぼ一年目である彼らの場合、ある程度失敗しても結果が見えれば構わない。
何をするとどうなるか知るというのは、将来何をするにしてもも先んじて必要な経験
だと思ってもらうことにしよう。育苗の手間はかかるけれども、これは自分にとっても
良い経験だ。なにしろ、普通の農家はこのような暴挙には及ぶまい。普通にやって
いたら到底得られない知識とスキルが身に付くのである。

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