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#440 耕うん機メンテ① 油脂類の交換

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F950を引き上げてきてからだいぶ時間が経過している。
その間、ホンダ用カゴ車輪を見つけることが出来た。跡は美ソリ(抵抗棒)が手に
入れば田んぼでも使用出来るようになる。本体もしっかり使用に耐えるように戻して
おこう。
 

とりあえず洗っとけ.JPG
 
本体は、依然として写真のように洗ったまま。(これも前回の写真)
 

 
とりあえず、触る前に各部に注油しておこう。 
 
 
なんでもいいから注油.JPG
 
シフト周りなどの動く部分、これから部品を取り外す可能背のあるネジ部、サビが
発生しやすそうな、回り込んだ形状や鉄板の重なった部分などに片っ端からCRCを
かけておく。

 
 
固着している部分ともなると尚更。
 
外す前に油さしとけ.JPG

これから分解してグリスアップするのだが、予め油を注すだけでも分解はし易くなる。

 
リンク周りも、動作不良があるといけない。 
 
 
リンクのとこも必ず.JPG

いずれ本格的に清掃し、ワイヤーにも注油することになるとは思うが、少なくとも
移動や試運転の際にも不具合があるとマズい箇所には注油しておくのが無難。
 

さて、次は各部のオイルやグリス交換だ。
 
まずは、ロータリーのチェーンケースから。
面倒かもしれないが、オイル交換前にはロータリーを外しておく。
ここを怠ると、シールからのオイル滲みや漏れがあっても見落とす事が多くなる。
 
シール正常ですね.JPG
 
シールは正常。年式を考えると本当は交換しておく方が良いが、今回は見送った。
 
ロータリーには、オイルの量や交換頻度が記載してあった。
 
そんなにやんねぇっての.JPG
 
慣らし25時間に加え、秋冬に交換だと?それを愚直に守るものがどれ程いるのか。
普通なら、全く交換せずに使用しつづけてオイルが漏れて初めて交換だろう。
下手すると、漏れていてもシールを交換せずに油を足してそれで終りである。
いささか疑心暗鬼気味の発言ではあるが、拾ってきたような大古機械の場合は
それくらいの気持ちでいた方が良い。シールを見て、漏れていないと思っても
それはぬか喜びで、とうの昔にオイルは流れ去っていたという事もしばしば。
 
 
幸い、コイツにはしっかりオイルが入っていた。 
 
オイルは0.6L.JPG
 
ミッションオイルを規定量交換。
規定量が判らない場合は、機体が水平状態の時にドレンボルト上側のボルト穴から
オイルが溢れてくるまで入れておけばOK。
 
 
次は、PTO軸とロータリーを繫ぐチェーンケースのグリスアップ。
 
外さないとミッションオイル換えられません.JPG
 
因みに、ここを外さないと本体のミッションオイル交換は困難。
要するに、ここを見るなら他もやっておけという話。
 
 
ここにもメンテの指示が書いてある。 
 
普通の人こんなとこ開けない.JPG
 
うむ。例によってシーズン毎にグリスを交換している殊勝な御仁にお会いした事は
ございませぬ。


内部は、一応まだ潤滑は効いている。スプロケットもそこまで磨耗していないし
チェーンも大丈夫。グリスは劣化してきているが、さほど砂などが噛んでいる
訳でもない。これなら比較的状態は良いと言える。
 
古いグリスはカキ落とします.JPG
 
古いグリスは、マイナスドライバーなどでカキ落とし、ウエスでふき取っておく。
その後、新しいグリスを多めに充填しておく。

 
 
ミッションオイルも交換。
 
ミッションオイルは3L強.JPG
 
ここは規定量が不明だったので、抜いた量を測定すると役3L。
そこで、3.2L程入れておいた。
  
 
この機種の場合、オイル注入口は黄色のキャップなので判り易い。
 
ミッションオイル注油口.JPG
 
注油キャップは樹脂のネジであることが多いが、場合によってはゴムの栓だったり
メクラ蓋を外して入れるという事もある。そこはまあ見て判断出来るように慣れる
必要があるが、不安なら機械屋さんに尋ねてみましょう。
 
 
最後はエンジンオイル。 
 
エンジンオイルは0.9L.JPG

オイル量は1.0L程度。(規程量は1.2Lだが、何故かこれしか入らない)
使用するエンジンオイルは、最近の自動車用である低粘度オイルを除けばぶっちゃけ
何でも構わないが、低年式の機械かつ空冷である事を考慮し10W-40を選択。
クリアランスも大きく、熱ダレも想定すると、ある程度は粘度のあるものを選んだ
方が粘り強く動いてくれるだろう。この手の機械には、鉱物油も相性が良い。つまり
高度なメンテナンスを要求してこないモノは、維持費も安いという事である。

寿命に影響するのは、面倒を見るか見ないかだ。
油をケチったところで自分の首が絞まるだけというなら、存分に交換しようではないか。

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