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#46 ガン爪打ち

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田んぼによっては、もう草がびっしりだ。
タイミングとしては少し遅いが、ようやく除草機の出番だ。

まずは師匠がお手本。
イネの株の間を縦横に通していく。

除草作業①.jpg

機械は2ストロークの33cc、除草幅は4条。

昔からある手押し除草機※(記事末尾参照) と原理は同じ。
ただし、爪のついたドラムがかなりの高速で回転して雑草を埋め込んでいく様子は
迫力がある。効率も人力のものと比較にならない。

そしてこの機械は非常に軽い。取り回しも容易なので夏場は助かる。

除草作業②.jpg


水田の土の中に、雑草や藻類をすき込むと、速やかに分解され、アンモニア態チッソになり
イネに吸収されてゆく。中耕を兼ねた除草作業には、追肥という意味合いもある。


昔、この作業のことを 【ガン爪打ち』 と呼んでいた地域があるそうだ。
(ガン爪とは、特殊な形状をした除草専用鍬のことで、手押し除草機とも異なる)

何とも、カッコ良い言葉だったのでタイトルに使ってみた。
手押し除草機の除草部分なども、見方によっては鳥の爪のように見えるかもしれない。


作業していると、どうしても株間が除草機の幅と会わず、しばしばイネをなぎ倒すことになる。

麦ふみ?.jpg


倒れても、ドラムを真正面から当てなければ、倒れ気味になるだけで、また起きてくるのだが、
植える段階から、きっちりと株間を合わせておかないと、やはり被害は大きくなる。
また、機械で密植させた場合は縦横に通すことができない。

イネの植え方も、栽培方法によって変化するので奥が深い。
田んぼも深いかもしれないが、除草機は軽いので簡単には埋まらない。


<参考> 手押し除草機

除草機1.jpg

水田に水を張り、除草機は手で前後に動かして雑草を引きちぎり、埋め込んでいく。
丁度、手押し芝刈り機の水田版のような感覚。

作業は水位、雑草の密度などに影響を受けやすく、使用のタイミングはごく限られる。
以前、使ってみたが条件が合わず、疲れるだけで全く仕事にならなかった苦い経験がある。

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