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#434 意図せずに農機ブログ化

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ここのところ本当に、田んぼや畑で作業をしていない。
田んぼの荒起こしをしようにも、トラクタの修理をまだ済ませていない。
アゼを切ろうにも、雨が続いたせいで、管理機ではきつい。
自分の機械をいじる前に、修理依頼で入ってきたものを優先的に片付ける必要がある。
なのに、中古機械が増え続ける。これは情けない。

結局、やっていることは畑からダイコンやネギを引っこ抜いて食っているだけ。
農作業でもなんでもない。あとは観察のみ。
 
植え込みのニラは、とうとう枯れないまま冬を越してしまいそう。

ニラすげえなおい.JPG
 
少し気温が上がり、元気が出てきたようだ。この陽当たりの悪い場所で、ここまで
耐えるとは思ってもみなかった。畑にも休眠中のニラが植わっているものの、コイツ
とは出所が異なる。今年は、これを株分けして畑にも植えてみよう。
 
 
そうそう、未報告だったが、実はこのバケツイネも先週まで枯れきっていなかった。
何気なく、コンテナの上に分厚いシートが置いてあっただけなのだが、それだけで
意外とここまで持ち堪えていた。整備中の耕うん機に被せるためにシートを剥いだら
氷が張ると同時に枯れてしまう。

お前さんも生かしてやりたかった.JPG
 
まだ茎に青い部分が残っているのが分かるだろうか。
右上のヒョロヒョロした葉などは、しっかり青々していた。
本来、イネは多年草。そこで、一冬なんとか持たせて翌年も育てたらどうなるのか
検証したくて、昨年も同様の観察をしてみたが一月に枯れてしまった。今回は
昨年より寒かったのに、良く頑張った。来年はなんとか越冬させて連続栽培二年目へ
突入させたい。

何故こんなことをしているのかというと、冬を越えたイネの種子をなんとか採取したい
からだ。冷害に強い云々というよりも、どんな風に変貌するのか純粋に興味がある。

 
 
 
さーて、これを早く片付けよう。
昨日、無事にエンジンは息を吹き返した。幸い、発電にも異常は無い。
ドライヤーなどで負荷を加えてみたが、定格付近の連続負荷運転にも一応耐える。

ガンダ屋みたいだ.JPG
 
だが、あまり積極的に使用を奨められるものではない。
コイツは、ただ【動いて発電する】状態になっているだけ。これ以上手を入れると
お金がかかり過ぎる。この点について依頼主に説明し、現状にて引き上げてもらう
事にした。ここまで購入部品はゼロだが、相当の部分に目をつぶらざるを得なかった。

 
一応、各部を清掃した上で組み上げる。
 
変わり映えしないのが辛い.JPG
 
これでも化粧直しをしたつもりなのだが、見栄えが良くなる気配がまるで無い。
見た目からして、数々の不具合を主張しているようだ。では、どこがまだダメで、どの
ような対処をしたかと言うと・・・。

・燃料タンク内のサビ ─ タンク内用の溶剤が無かったので、泡状キャブクリーナの
             使用済み液をボールに集め、廃ボルトと一緒にタンク内へ
             流し込み放置した上でよく振る。→ 高圧洗浄機で内部清掃
             触れるとパラパラ落ちるサビを減らしただけで、内部は
             依然サビサビのまま。

・燃料コック     ─ 石のようにこびりついた塩類や燃料がガム化して固まった
             ものを削り落とすが、パッキンまで石のようになって固着
             していたのを無視し、液体ガスケットを塗ってゴリ押す。
             フィルターは枠が劣化して亀裂が入っており、そのうち
             ゴミが素通りする恐れが高い。
 
・エアクリーナ    ─ 劣化して使用不能になっていたので、洗車スポンジを適当に
             切って押し込む。
 
・点火コイル     ─ アース線は断線していないのに、モールディングされた
             内部が破損したのか、キルスイッチ及び強制アースによる
             エンジン停止が不可能。停止方法はコックOFFあるいは
             チョーキング、感電覚悟でプラグキャップを引き抜くの
             いずれか。当然、オイルアラート機能も利かない。
 
・キャブレター    ─ 内部劣化により、燃調が変化。仮にエアクリーナを純正に
             交換しても恐らくは本来のセッティングに戻せない。
             無負荷時はハンチングするので、チョークで微妙に調整。
             (それなりの負荷が入れば、チョーク解除でも回転は安定)
             ジェット類は、クリーナに長時間浸したりしていないので
             溶けてセッティングが変化した可能性は低い。二次エアは
             吸っていない。
 
・直流出力調整部  ─ 可変抵抗の軸が固着。なんとか解除するも、つまみが破損。
             ある程度は調整が可能だが、可変抵抗の機能が不完全。
             最低電圧値が15V強なので、バッテリ等は充電しない
             方が無難。だったら、他に何に使えるというんだ?
  
・オートスロットル  ─ ソレノイドが再生不能なため、固着した状態を維持。
             結線せず機能自体を殺す。よって、ガバナスプリングの
             張力は固定。
 
 
他にも、フレームが腐って一部が欠損していたり、ガバナベースが錆びて固まり各種
スプリングのアジャストが不能だったり。これらをひとつひとつ直していたら
それこそ程度の良い発電機が買えてしまうだろう。で、何年放置したらこうなるのかと
思って尋ねてみたら、なんと二十年。それを最初に聞いてたら受けなかっただろう。
『修理して』ではなくて、『レストアしてくれ』だったらまだ考える余地はあるのだ
ろうけれども。まあ、とりあえず使って様子を見てみて欲しい。
これ以上手間をかけたら、この代物の価値以上の手間賃を請求せねばならないのだ。
そんな不毛な事は出来ない。

『ダメだったら、何処かから使えるものを探してきて整備して安くお譲りします。』
 
という感じかなぁ。
良い勉強が出来たという事で、もう次いこう次。
 
 
はい、また発電機ですよ。
 
キレイでも手強い.JPG
 
これは新しいし、そこまで使い込まれていない。エンジンも好調。ただ、まともに
発電しないだけ・・・。回れば電圧も正常値なのだが、負荷をかけると即座に停止する。
正直、ジェネレータの故障となると厄介だし、内部のコイル類などがイカレていると
部品代もかかる。依頼主には、時間も部品代もある程度覚悟してもらう他はない。
  
 
発電系統のトラブルシューティングとなると、機体の調整と、サービスデータの確認が
必須。メーカーへ直接電話して事情を説明した結果、なんとかマニュアルの一部を
数ページFAXして頂く事が出来た。販売店でないところから問い合わせをするような
場合、とにかく困っていることと、技術的には自分で対処可能である事を前提に、
端的に話を伝えないと、相手の仕事にも迷惑がかかる。これは本来イレギュラーな方法
なので、故障原因にある程度見当がつかないようなら、素直に販売店でマニュアルを
見ながら店のスタッフと相談する方が良い。

50Hzの場合はこんなもん.JPG
 
えーと、なになに。50Hzの場合は3200±50回転に合わせるとな。
で、発電側の6Pカプラーの青と白、黄色と茶を・・・。
 
資料なきゃいじれんわ.JPG
 
発電コイル及びコンデンサーは正常っぽい。
怪しいのはコンデンサーコイル。いずれにせよ、ジェネレータは分解だ。
絶縁抵抗もしっかり測定したいのだが、メガーテスターを持っていない。
良い仕事をするには、もっと道具が必要だなと思う。
 
 
というか、いい加減農作業がしたい。
早く耕うん機を整備して畑デビューさせよう。トラクタも直そう。

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