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#45 青写真

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作業を早めに終え、農林振興センターに向かう。

先日の書式に記入が済んだので、その内容が妥当なものか農政の担当者にチェックして
もらうためだ。

農林振興センター.jpg


今回の相談は、初年度と5年後の栽培計画と収支の試算について。

飽くまで水稲を本業として計画を立てるも、換金作物として野菜の栽培が必要だと
前回の話し合いで農政と見解が一致しているので、野菜の計画も盛り込んだものを
作成していった。


記入にあたっては、農業経営を行っていくために必要な土地、費用、作物の収量や単価
などを自分なりに調べた訳だが、これが、尋ねる農家さんによってもマチマチ。農協に行っても
変動するからよく判らないと言われる。ネットなども駆使してみるも、作物によってはどうしても
必要な情報が出てこない。

どうしても、半ば目検討でしか書けない部分の精度を上げる必要がある。
何せ、向こうは融資などの担当者でもある。いい加減な計画しか立てられない者に対して
認定を下すはずがない。

最初に書式を頂いた際は、 『自分で調べてきてください。』 としか言われない。
紙を眺めても、当然知らないような事柄ばかりなので面食らうが、とにかく調べ埋めて
持っていき、また意見をうかがう事になる。


結果、相当甘い計画との見解をいただく。
5年後の収支に関して、認定最低条件である【収益25%】ギリギリのラインで記入したのだが、
『これじゃ生活できないでしょ?』と言われる。

ごもっともでございます。書いていて気になった部分を最初に指摘された。
何せ、それだと年収が130万円くらいになってしまうのだから。

他にも、作付けや収穫時期、販売価格・収量・資材の金額など細かな部分をその場で調べ
ながら書面の添削が進んでいく。やはり、相談しに来ないと事は進まない。

最後に、栽培品目に関する経費や平均収量の過去データなどを一通り手渡してくれた。
修正したものを書き、また確認してもらわなければならない。

それが大丈夫ならば、今度は市役所の農業委員会も交えた話し合いへと進む。その際に
他の書面も話し合いながら記入、そして農政による書類確認の上、意見書を添付してもらう。
それが済めば、晴れて提出が出来る。

認定就農者の書式提出は、今年度の補正予算による補助金(第2回目)の執行タイミング
に合わせてか、日程が前倒しになり7月27日が締め切り。無論、提出日よりも前に、全ての
書式がチェック済みの状態で揃っていなければならない。


また来週も、ここに足を運ぶことになるだろう。
面倒だと放置すれば、たちまち自己資金がなくなってしまうので死活問題だ。


それにしても、ここの農政担当の方は協力的で何より。
自分の相談の後も、新規の就農相談だと語っていた。


帰り際、前回と同じように

「本当にやるんですよね?」

と念を押される。 農業者の経済的な厳しさをいつも目の当たりにしている人の言葉だけに
やたらと重みがある。


『何が何でもやります。』 とだけまた返した。

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