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#399 毎度ながらどうしようもない

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ようやく自分の稲刈りを始める。
台風が過ぎて4日目。そろそろコンバインが入っても大丈夫だろう。
一枚目の田んぼはすんなり終了。この調子で次の田んぼも・・・
 
 
スムーズに出来る訳がなかった。

いきなりヤバイじゃないか.JPG
 
 
この田んぼ、水もちが異常に悪いので乾いているだろうと決めてかかったが
とんでもない状態になっていた。田んぼの中間部分に大きなぬかるみが出来て
おり、まともに刈れない。仕方なく、奥の比較的乾いている部分を先に刈ろうと
思うのだが、ぬかるみは、田んぼを真っ二つにするように広範囲で広がって
いて、まともに通過できそうなポイントが無い。仕方なく、アゼに沿って
そろそろと進み、なんとか通過したもののこの通り。ちょっとこれより深く
なろうものなら即スタックだろう。通過する際は、激しくコンバインが傾くため
無理に刈らない。手刈りするか、目を瞑って株ごと踏み潰す覚悟が必要。
いずれにせよ損失が出る。そして、出る際は、グレンタンクにモミが大量に入って
いるため、コンバインの重量が増して入った時より不利な状況となる。そこで片側の
クローラをアゼに乗せて通過。イレギュラーな操作ばかり強いられるのは慣れた。
問題は、それを行いつつどのようにして機械の寿命を稼ぐかだ。
 
 
結局、田んぼ全体の1/4を別の手段で刈る必要が出てきた。もう一枚の体験田んぼと
同じ品種なので、この残りは来月に入ってからイベントと同時に刈るのが良いと判断。
 
手刈り確定ですね.JPG
 
見苦しい刈り残しが目立つ。
コンバインは、腹とクローラにかなりの量の泥がついた。放置したまま使用すると
転輪の消耗が早く進んだり、クローラ可変(トレッド調整)機構の稼動部に悪影響が
出そうなので、一度引き上げて清掃してから次の田んぼに行こう。今年からは
トレーラーがある。自走して戻る必要がないので、これは助かる。

 
本来乾きやすいはずの田んぼがグチャグチャになっている理由は、隣接する耕作放棄地。 
異様に深く、天候に関わらず一部は常に池のように水が溜まっている。ここから
流れ出てくる水が、特に昨年からひどくなり、こちらの田んぼのぬかるみを拡大し
続けている。いよいよ改善の必要がありそうだが、その手段が、隣の放棄地に深い
排水溝を掘りアゼを作り直すという以外に思い浮かばない。不条理なようだが
それはこちらがやらなければならないのは当然。誰かがやってくれる位なら、ここは
放棄されずに済んでいるだろう。


なにこの湿原.JPG
 
耕作放棄地が一枚あると、次第にその周辺の圃場も放棄されてゆくというメカニズムも
こういった実例があると理解しやすいと思う。放棄する裏には様々な事情がある事も
察するが、放棄せずに、せめて調整水田として代かきだけして何も作付けしない
程度の管理はしていてもらいたいものだ。

通常の水田管理以外の作業をどれだけしているかなど考えはじめたら、全く
モチベーションが上がらなくなる。しかも、その作業の度にに設備が消耗して
ゆくのだから、やるせないにも程があるというものだ。

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