田舎日記ホーム >>> 田舎生活 >>> 新規就農者ブログ >>> #392 機能回復

#392 機能回復

| トラックバック(0)

機械いじりが続くが、あともう少しでいけそうだ。
トラクタ二号機を、作業しやすい別の場所に移動させようとしたら、
右後輪がロックしていた。これは、放置車によくあるサイドクラッチの固着。
症状は軽く、慌てずにゆるゆるとバックさせるとバキンという音とともに機能復帰。

だだっ子トラクタ.JPG
 
移動してからエンジンを切り、メシを食った後に整備を再開しようとしていたら今度は
スターターが反応しなくなる。メインスイッチをONにすると、インジケータランプは
点灯。メインハーネス(電装配線)自体は、バッテリではなく、スタータB端子より
分岐していることから、今度はスターターが故障したのではないかとドキドキする。
スタータは始動不能になる直前まで散々回していたので尚更だ。

だが、スタータモーター及びマグネットスイッチを手で触ってみても、別に大して
発熱していない。これはどちらかというと、また接触不良っぽい。
 
せっかんじゃぁー.JPG
 
試しに、スタータモーターとマグネットスイッチに軽くケリをいれたところ
スタータはそれまでよりも勢い良く回り始めた。そこで速やかにマグネット
スイッチを取り外し接触部を再度清掃、また、配線のアイレット端子も清掃して
潰し直しておいた。モーターへのケーブルも、洗浄剤及び接点復活剤のノズルが
入る限り被覆の内側まで出来るだけ掃除する。

結果、始動は安定するようになったので、このまましばらく様子を見る事にする。
事象が再発するようなら、スタータとマグネットスイッチを分解するしかない。
そんな時は、このように部品の着脱が容易な機種だとまあ助かる。

これで、どうやら普通に走らせられる目途はついた。走ったけれど、戻ってこれない
ような状態だと、道具というか特攻兵器に近いような気がして非常に気分が悪い、
どんなにボロく見えても、ある程度整備してあれば乗っていても割と気楽なもの。
 
 
次は、エンジンオイルとトランスミッション/油圧兼用オイルを交換する。
エンジンオイル及びオイルエレメントの交換要領は、自動車と同じ。
 
どちらかというと、ミッション/油圧オイルの方が気を遣う。

オイルの色に騙されてはいけない.JPG

抜き取ったオイルは、透き通った橙色をしており、見たところそんなに劣化が進んで
いないようにも見える。
だが、オイルフィルターを外してみるとご覧の通り。 
 
配管には汚れがいっぱい.JPG
 
左が新品。右側がこれまで使用されていたもの。汚れ具合は一目瞭然。

この機種のフィルターは、細かな金属網を幾層か重ねて巻いたもの。最近はエレメント
タイプが主流で、このようなフィルターはあまり見かけなくなった。両端の部品は削り
出しで作られており、クラシカルな雰囲気が良い・・・ではなくて、これは、エレメント
タイプと異なり、目詰まりが起こった際、オイルがフィルタを通過せずにバイパスして
いく通路が無い。従って、この網が完全に詰まったまま運転しようものならすぐさま油圧
系統が故障してしまう。清掃して再使用することも可能だが、30年を超えた機種と
あっては交換しておく方が無難。金属の網が劣化してほつれ、その破片が油圧バルブ
やピストンに噛みこむ事も考えられなくは無い。
外したものは、勿論清掃して保管しておく。間違って思ったより二号機が長持ちして
しまい、その頃には部品が絶版になっていたという場合に備えて。
 
 
 
オイル使用量は、エンジンガ3.8ℓ、油圧/ミッションが21.5ℓ。
例によって、高価な純正オイルは使用したくても出来ない。 

遠慮せずに飲みなさい.JPG
 
エンジンオイルは、どこでも手に入るトヨタ純正ディーゼル用。高価でないし、
品質も間違い無い。最近は、ガソリン/ディーゼル兼用オイルが多いが、特に汚れの
出やすいディーゼルエンジンの場合、清浄分散性の高い専用オイルの方が良いだろう。
また、ディーゼル専用オイルは昔の車や農機などのガソリンエンジンになら使用しても
さして問題はない。(現代の低燃費車やスポーツバイクなどには使用しない方が無難) 
 
 
油圧/ミッションオイルはやたら使用量が多いので、そこそこ安価で素性の良さそうな
物を探し、性状が純正品に近いシェルのドナックスを使うことにした。
価格は、純正品の半値より少し高い程度。油脂代が一番バカにならない。
 
 
ここで、農機のオイル交換について予備知識をひとつ。
使用量は本来マニュアルを見れば良いが、それを持っていない場合、近くの販売店で
サービスデータを必ず見せてもらうこと。特に油圧オイルなどはレベルゲージが無かっ
たりするので、抜いた量を頼りに交換すると基準値から大きく外れやすい。
 
 
さてと、これで自由に動き回れるようになったので敷地の中をウロウロ。お荷物の
腐れロータリーを降ろす場所を探すしてから、一号機の横に駐車。
 

いよいよ屋根が必要だ.JPG
 
別に並んだ写真を撮りたいからここに停めたわけではない。
この位置なら、バッテリーが上がってもジャンプコードを繋ぎやすいのだ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://inaka-nikki.net/mt/mt-tb2.cgi/1660