田舎日記ホーム >>> 田舎生活 >>> 新規就農者ブログ >>> #389 恒例のコンバイン

#389 恒例のコンバイン

| トラックバック(0)

午前中は、部品を調達しに出かける。午後はコンバインの整備。 
 
五万円で購入した一号機も、これで三シーズン目。
最初から、能力不足に悩まされ続けてきたが、どこまで使えるものやら。
好調にしておいても、一日に朝から晩まで動かしたって二反位しか刈れない。
もうそろそろ、主力としてしっかりしたものを投入し、ハーベスタ(自走式脱穀機)の
代わりか小規模の刈り取り専用に回したほうが良さそうだ。
 
初秋おなじみの光景.JPG
  
いずれにせよ、使い道がある以上はきっちり手入れをしておく必要がある。
動かさない期間の長い機械故か、またしてもスロットルワイヤが激しく固着していた。
保管時からほぼガス欠状態だったようで、燃料ポンプもエアを噛んでいた。バッテリーは
まだ元気そうだが、一応充電しておこう。ベルト類はまだ大丈夫そうだし、二番スロワは
昨年に交換しているので、今年は作業が楽。本当は、変速装置の低速領域に不具合が出て
いる(即時走行不能になるような事象では無い)のだが、そこを無理してお金をかけて
直したとしても作業効率は上がりそうもない。元が元、主役が交代するまで、目を瞑って
だまくらかしながら使用する以外に道は無し。

この、機械をだましだまし使用するというスキルは、耕作を存続するにあたって非常に
重要なものだと思っているのだが、それを就農者に説く人はお目にかかった事が無い。

何時でも何処でもフルパワーで機械に作業をさせていれば、早い段階で重整備や代替の
必要が生じる。だましだまし使える術を知っていれば、普段から機械の消耗を防げる
操作をするよう、少なからず意識が働くと思うのだが。

では、そのスキルはどうやったら簡単に身につくのかというと、残念ながら痛い目に遭う
事だろう。素性の分からない、どうにか動くという程度の作業機を使って、トラブルを
経験してみれば良い。辛うじて使えていた自分の機械に、トドメを刺してみれば、
嫌というほど思い知らされるだろう。勿論、整備不良の機械ならば事故の危険もある。
実はその感覚は、自ら改造した車や単車でレースに出るのに近い。

それが難しいというなら、自分で出来る範囲のところから整備してみること。
それも手を出しづらいというなら、せめて愛着を持てるように接すること。
『この野郎』とか思いながら作業させていると、たいがいの機械は狙ったかのように
壊れてくれる。その面倒を全て人任せにしたら、お金がかかって当然。
壊したら、自分の操作を省みて、ある程度納得すべし。
  
 

簡単に外せるものは次々に外し、作業機の外装も内部も清掃。可動部には注油。
足廻りは激しく泥を噛んでいたため、念入りに高圧洗浄機をかける。

ところが、フィードチェーンに注油しようとエンジンをかけた状態で刈り刃クラッチを
ONにしていおいたまま洗っていたら、誤って洗浄機のホースが刈り取り部分に巻き込まれ
見事にスパッと切れてしまった。横着すると遠回りだしお金も無駄になる。なにより
ケガをしたら元も子も無い。分かっているつもりでも時々やってしまうから、気をつけ
なければなるまい。この先の作業は、もっともっと危険なのだ。
  
 
色々書いてしまったが、やっぱり偉そうに人に物事を教えられる立場では無いようだ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://inaka-nikki.net/mt/mt-tb2.cgi/1657