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#388 片付け日記

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スズメバチの襲来により中座していた道の土砂搬出を再開。
日中はだいぶ涼しくなってきたので、作業も行いやすい。 
スズメバチの巣は、未だ発見出来ない。作業中にまたスズメバチを見つけたらそのまま
巣を探して駆除しようと待ち構えていたのだが、空気を読まれたのだろうか? 

こんなところにも空間が.JPG
 
まあ、おかげで作業は進んだ。手前のコンクリートで固められている部分には
それなりに大きな物が置ける。トラクタ2号機と、コンバイン牽引台車を置いて
おこうかと思う。
 
コンクリートの上に堆積していた土の厚みは、20~40mm程度しかない。それでも、
片付ける前は普通のヤブと同じ見た目だった。セイタカアワダチソウ・ヤブカラシ・
ミント・アレチウリなどが優先化していたが、こいつらは本当に何処にでも生えてくる。
このうち3/4は外来種。駆除ばかりだと憎たらしくて仕方がないので、食べてみるとか
飾り物を作ってみるとか、そろそろ利用方法でも考えたほうが良いかもしれない。
 
 
"掘る≠土地を整理する" という作業が、完全に生活の一部になっている。
生コン事務所の敷地だけでも、一体何トンもの土砂や砕石を掘って運んできたことか。
この土地は、掘ってもコンクリートが露出するだけで、それ以上は掘れない。それでも
掘ろうと思うならハンマードリルやコンクリートカッターで、地面を"彫る" 必要が出て
くる。

少しはゆっくりと考えてみたい事も沢山あるのだが、こと埋もれかけていた構造物を
利用して生活しているとなると、その前に土地を元の状態へと復元することの方が大切に
なる。そうしていると以前、人が何かに利用していた痕跡を見つけ出す事もしばしば。

その時の感覚というのは、何か時間を越えて誰かと会話しているのに近い気がする。
意図せずに埋まってしまったものなら、学校に埋めたタイムカプセルを掘り返すより
よっぽど魅力的だ。遺跡の発掘など、やってみたらさぞかし面白いものだろうと思う。
ここの場合はゴミばかり出てくるのでやるせなくなってもくるが、それでも先日掘り
出した空き缶は、80年代後半頃のアクエリアスレモンだった。缶は殆ど腐食しておらず、
スッキリした太いロゴに、真っ黄色の下地が良く映えており、何故か感動した。これは、
復刻されたメローイエローにコンビニで出会うのとは懐かしさのケタが明らかに違う。
  
 
とにかく、土を深く掘れば掘るほど、今よりも古い時間が現れる。
どこまで掘っても知らない事ばかり。物事を掘り下げて考えようというのなら、
やはり時間的な経過をしっかりと追ってゆかなければなるまい。
そこに存在するものは、自分にとってはどんなに身近なものであっても、最初からそこに
あった筈も無いのである。

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