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#384 イネ6品種 

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晴天も本日まで。
田んぼの見回りがてら、いくつかイネの様子を撮ってきた。
周囲では、稲刈りが済んだ田んぼもかなり増えてきているが、こちらの稲刈りは
9月の中旬からになりそうだ。
 
 
棚田の最上段より。(コシヒカリ、6月6日植え)

久々の定点撮影.JPG
 
相変わらず眺めが良い。ここで撮影するのも久しぶりだが、やはり収穫の頃の絵が
一番好きだ。
 
 
 
最上段の田んぼ。
 
倒伏が心配な最上段.JPG
 
最も生育に不利な田んぼなので、せめてもと元肥を多くしておいたお陰か、思ったよりも
育ってはくれた。ただ、常時日照不足のため、イネは徒長しやすい。倒伏に注意。

 

棚田の上から二段目。(コシヒカリ、6月6日植え)

ここのコシは壊滅しました.JPG
 
条件的には最上段とほぼ同じだが、こちらは生育が非常に良くない。雑草の発生も
棚田4枚中で最多。収量は望めそうもない。来年以降の管理をどうすべきかしっかり
考えておかなくてはなるまい。
 
 
棚田、上から三段目。(まんげつもち、6月9日植え) 
 
 
もち米こんなにどうすんだ.JPG
 
四枚の棚田の中で一番最後に植えたのだが、雑草は最小限に食い止められ、まともに
生育しているようだ。晩成品種で、コシヒカリよりも二週間以上出穂が遅かったので
稲刈りは最後に出来て好都合。なんと、6月27日に植えたミルキースターよりも
出穂が遅いのである。

それにしても、二反ぶん近くもモチ米を収穫して、どうやって捌けば良いのか少々
悩ましい。正月用のモチ米は是非当方にご用命ください。
 
 
 
こちらは、前々から問題のふさこがね。(5月19日植え)
 
ふさこがねさんは・・・.JPG
 
 
ホントすんません.JPG
 
二枚の田んぼに植わっているが、どちらもイマイチ。特に、写真二枚目のものは
壊滅状態と言っても差し支え無さそうだ。植え付け時の条件は、どちらの田もほぼ同じ
ようなものだが、終始水を切らさずにいた田んぼは完全に雑草に駆逐されてしまった。
ヒエの発生は全く無いものの、生育初期からコナギが異常発生するような田んぼは
無理に深水管理をせず、時々田面の水を切ってやったほうが良さそうだ。
 
 
 
扇状の田んぼ、上から二段目(あきたこまち、6月3日植え) 
 
リベンジ成功か?.JPG
 
なかなかどうして生育は順調。昨年、田面がガタガタだったのを均すため、何度も
耕起しつつ土を引っ張っていたせいか、ここは春先に土が異様に乾燥していた。
これが乾土効果というやつなのだろうか。施肥量は、外の田んぼ同様に最低限。

 
 
雑草に埋め尽くされたふさこがねに見切りをつけ、再度田植えをした所は。
(ミルキースター、6月26日植え)

まだまだ穂が出るよ.JPG
 
流石に生育機関が短すぎて一株あたりの茎数が稼げないものの。まだまだ出穂が続く。
世間的には低収量でも、自分なりには及第か?6月初旬を過ぎたら疎植はしない方が無難。
 
 
 
久々、向風学校のコシヒカリ(5月14・15日植え)
  
向かい風に耐えるんだ.JPG
 
 
湧き水のみを流し込んで栽培しているせいか、水温の低い箇所とそうでない箇所とで
生育が異なる様子が判る。農道に近くなればなるほど、立派なイネ姿。水口に近い箇所
は少々心もとなく、この先に倒れてしまわないか心配だ。
尚、この田んぼは10日ほど前から徐々に水位を下げ始め、5日前からは、一切入水せず
表土を露出させている。


こちらは魔のドブ田(頂いた苗のミルキークイーン、6月7日植え)
 
肥料ゼロのミルキークイーン.JPG

いかんせん、田んぼが田んぼなので、様子見のつもりでここに植えたが、ちゃんと
育った。しかし、奥の方は整地が間に合わなかったせいか、水管理が上手くいかずに
雑草が多発。貧相な部分は道端から見えないので、見栄は張れた・・・じゃなかった、
少々惜しいことをした。特筆すべきは、全くの無肥料栽培ということ。ここは、元々地力
がしっかりしていると思われるので、とにかく排水と田面を揃えることさえ出来れば 
相当に化けることだろう。
 
 
こちらは、そのドブ田の上。(コシヒカリ、6月4日植え)

何故こんなにも育つのか.JPG
 
魔の田んぼエリアは、全体的に生育が良い。元肥なぞ、チッソ量にして、反当1Kg以下
しか入っていない。この周辺の田んぼは肥料入れると寝るという噂はどうも本当の
ようだ。ここは、整地で苦労したため、都合代掻きを三回も行うことになってしまった。
だが、以降の雑草対策はそれが功を奏してか、かなり楽なものになった。なにしろ、
中興除草機は、田んぼの半分の面積のみ、それも一回通しただけで済んだ。これなら
苦労した甲斐があるというものだ。

 
 
全体的には、成功したとも失敗したとも言えない印象だが、これなら散々だった昨年
よりも、確実に収穫量がある。なにより、今年は全て自らの判断で管理をしてこれた
事によるノウハウの集積が著しい。

毎回の作業結果がその都度確認出来、最終的にどうなるかまでを通して見ることが
出来るから、また新たな疑問が生まれ色々とやってみたくなるのだろう。

言葉にするとありきたりだが、まあ三十路を過ぎてからこのように真っ当な形で勉強を
する事が出来て嬉しくもあるのだった。

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