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#375 ストップ!皆殺し

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ここのところ、人間関係のトラブルやその対応、敷地の整理などに追われていた。
それまでの疲労の蓄積もあってか、体調も崩し気味。やっと通常に近い状態で
作業出来るようになってきたものの、つまらぬ事がトリガーとなって作業に支障が
出るのはやりきれない。単独耕作においては、体調管理が最も大切だと再認識する
事しきり。
 
 
で、現在は何をしているかというとまた草刈り。中耕除草機は、先日とうとう
オイルシールが潰れてしまった.。シールは入手出来たので明日にでも交換しよう。
 
この要塞田んぼをはじめとする棚田4枚の周囲を刈るのは2ヶ月ぶり。
地味に大変だが、このところ涼しいので助かる。

植生が変わってきた.JPG
 
ここには、耕作しない緩衝帯として湿地がある。
昨年までは何も考えずに、耕作シーズン中に2回、全面的に刈り込んでいたのだが
今年になってから気付いた事がある。


それは、 生えている雑草全てをムキになって刈る必要は無さそうだという事。
この湿地、2年前まではセリの群落だったものが、刈り込みを繰り返した結果
より厄介なスズメノヒエが優先するように変化してきた。無差別に全面を刈ると
以降はどうしても再生力の強い雑草が優勢になる。基本的に、ここを刈る
タイミングは、植物の生育が盛んになる春から夏にかけてなので尚更そうなり
やすいようだ。
 
 
セリの群落は、緩衝帯全体の面積に対して1/5程度まで減少。

刈りこみ注意.JPG

ここは刈るとしても高さを揃えるなどトリミング程度にしておき、勢いを維持させる。
そして、今回及び秋にスズメノヒエのみを徹底的に刈り込めば、冬季を通じて次第に
セリが増えてゆくと思われる。そうすれば、来春以降の草刈りの手間が減る。(湿地は
マムシが出やすいので、ある程度の刈り込みは行う)

雑草は皆殺しにするのではなくて、厄介な雑草が優先するのを抑えるべく、外の雑草を
利用して拮抗させるのも大切だろう。皆殺しを繰り返すと、在来の植物群は次第に姿を
消してゆき、気がつくと外来種ばかりはびこる結果になる事も充分に考えられるのだ。

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