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#362 ちょっと畑へエサやりに

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先日、畑の草を刈った。その理由は、刈らないといかにも風通しが悪そうで、作物が
ムレてしまいそうだったのと、畑の見てくれが自分の美的感覚に合わなかった事。
従って、全ての草を根こそぎやっつけようとはハナから思っていない。作物が草に
埋もれていないだけ、昨年よりもマシな管理と思えるが、それでも田植え時期を
挟むと相当に畑とは思えない様子になる。
 
 
草刈りと一緒に、収穫時期を過ぎた春菊をなぎ倒す。

ヌカの後始末.JPG
 
春菊は、肩の高さ位まで成長していたので、段刈りでなるべく細かくしておいた。
この畑は、トラクタを入れる気が無いので管理機メインでの耕作になるが、余り残渣が
大きいとロータリーに絡みついて作業効率が低下するので、そこだけは気を遣う。
刈った残渣は、上からヌカを万遍無くふってある程度地表面で腐熟させておく。
その後は、浅くすき込んでおしまい。雑草が出た場合もやはり浅く耕すだけ。
ヌカはこの時期になると激しく虫が湧くので、また育苗用としてこさえ余った燻炭と
いい、施肥というよりはただ処分したような格好だ。別にいくらくれても問題は
あるまい。

 
ヌカは、例によってネギにも追肥。 

知らんうちにこんなに.JPG
 
写真を撮る前は、かなり周囲に草が生えていたが、こんなに立派に成長している。
これまで、時々ヌカをくれて土寄せしていただけ。これまで病気らしき病気は無い。
然し、このところの雨のせいか、食べてみると水気が多いく、ラッキョウのような
匂いのするネギもある。軟腐病の兆候だろうか?そろそろ植え替えの準備をしよう。
ところで、この品種が花をつけない【ボウズ知らず】の類だと初めて知った。
 
 
ニラは、元気良く生育中。
 
ユリ科は元気.JPG
 
元肥のほとんど入っていなかった所に植え、春先にヌカを追肥しただけたので、
雑草に埋もれたかと心配していたが、どんどん立派になってきている。
葉の厚みもあり、断面が三角形をしているのが良く分かる。触った感じは、どちら
かというと、スーパーで売っているようなニラよりも多肉植物のそれに近い。
 
 
相変わらず、ジャガイモも沢山勝手に生えてくる。 


ジャガイモ連作中.JPG
 
 
雑草の如く沢山生えてきたので、刈ってしまおうか悩んだが、どうせ土中のイモから
また沢山生えてくるに決まっているので収穫することにした。
そろそろ地上部が枯れてくるころだが、一応ジャガイモの周囲の雑草のみを刈り取って
おいた。ヤブを畑に戻してから一年半。その間ずっと連作している事になるはずなの
だが、これも病気・害虫知らず。ここの区画は、もう一年近く耕してもいない。ただ、
雑草を刈り取っては地上部に散らし、時々ヌカを撒いたりワラを散らしているだけで、
ルッコラや菜っ葉、ジャガイモが無数に繁茂し続けている。土をほじくり返すと、
太いミミズがやたら沢山出てくるので、それなりに良い土になってはいるようだ。
そろそろまともに何か育ててみようかと思うが、苗の用意が出来ていない。冬も
ルッコラとジャガイモでいいや。
 
 

雑草取りに躍起にならず、自給用の野菜が充分に収穫できるのは本当に楽で有り難い。
畑には、これまで堆肥を入れたことは無い。基本的にはモミガラとモミガラ燻炭・
竹の消し炭・竹パウダー・灰・ヌカ程度。これらはあるものを混ぜただけで基本的に
お金はかかっていない。例外は、最初に入れた苦土石灰と昨年モニター用に提供を
受けたヌカ系有機発酵ペレット肥料。昨年の夏野菜に追肥をする際は、水稲用有機
肥料の残りを少量使用。
 
それらを表層にふりかけるか浅くすき込むだけで、土はどんどんとフカフカに
変化してゆく。残渣は、虫がたかって速やかに形が崩れてゆき、その後には太い
ミミズが沢山出てくる。この変化が、実は作物が生長するのより面白かったりする。
作物を育てるというより、土の中にいる動物や微生物にエサを与えているという
感覚のほうが最近は強くなってきている気がする。
 
畑に関しては、もうあまり道具も資材も必要ないのかも知れない。但し、見てくれも
味も良い野菜を沢山収穫するには、まだまだ精進が必要そうだ。

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