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#347 省力管理

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田植え前の最後の仕上げ。代かき後、に水を張ったまましばらく放置した田んぼに
除草機を縦横に通してから、角材を引いて均す。これは、田植え前に先に雑草の芽を
出させて、それを駆除するのが目的だ。こうして叩いておけば、以降の除草管理が
少しは楽になるかもしれない。

なんちゅう組み合わせだ.JPG
 
歩行機械と人力代かきの組み合わせは、異様な感じもするが、これはこれでキレイに
仕上がる。雑草の芽も、沢山浮かび上がってくる。この回数を増やせば、それなりに
効果もありそうだが、雑草は、ほぼ無限に出てくるのでここら辺で止めておこう。

ちなみに、コナギの発生は5月中が最も多い。早植えすれば、確かにイネの生育気
期間は長く取れるので収量は上がるはずだが、除草剤を使わない場合は、慌てて植え
て草を出しては命取り。設備の兼ね合いもあり、どうしても目をつぶらざるを得ない。る。
 


とにかく、すぐに植えられる田んぼはこれで三枚になった。
やれるところは速やかに。 
 
 

それはそうと、向風学校の田んぼは、無事に田植えが完了。(無論手植え)
現在は、様子を見ながら少しずつ水位を上げている最中。

湧き水栽培!!.JPG
 
こちらの田んぼも、入念に側溝とアゼを作りこんだおかげで、山から湧いてくる
水を利用して栽培が出来るようになった。側溝をせき止めて、アゼを切ってやると
水がどんどん入ってゆく。せき止めた部分には、オーバーフローした際に水を逃がす
よう、パイプを突っ込んである。
 
この湧き水による田んぼの水位管理が、なんとも楽なのだ。
常時水は田んぼに入り続けるので、生育に応じてパイプ位置を変化させてやれば、
後は何もせず設定水位を保ってくれる。また、冷たい水は長い側溝を迂回してから
田んぼに入るので、水温の上昇も期待出来る。夜間は、どうしても水温が少し下がる
かもしれないが、イネの登熟期などは、寒暖の差が生まれるので味も乗るだろう。
更に、この水は、下にある田んぼにも落とす事が出来る。農業用水が止まる中干し期も
これで安心。ここまで造り込むのは大変だが、完成すれば良いことづくめ。
コメに特徴も持たせられる。

農薬・化学肥料不使用、スペシャルブレンド培土を用いて、露地+湧き水で育てた
強い苗。生育期間中も湧き水を田んぼに導いている。これを収穫して天日干しでも
行えば完璧だろう。


昔ながらの位置エネルギを利用した灌漑方法に戻しているだけなのかも知れないが、
こういった工夫も今後の土地改良に必要なのではないだろうか。なにしろ、石油を
燃やして得た力をそこまでを使う事無く、ここまで出来るのだ。持続可能というのは、
こういった事を言うのだろうと思う。


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