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#323 陽気が一番

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震災で被害を受けた農業用水の配管が、いつ復旧するかはまだ判然としない中だが、
今週の頭から最初の種まきの準備を開始。
 

種モミを、鳩ムネ(目一杯吸水して膨らんだ状態)になるまで水に漬ける。
浸漬時間は、水温が20℃なら5日、10℃なら倍の10日と言われている。
要は、その日の平均水温を毎日積み重ねていき、100になるあたりが目安という訳だ。

浸漬中です.JPG
 
しかしまだ寒い日もある。夜間から朝にかけては10℃以下まで簡単に下がる。
屋外でこのように漬けておけば、当然水温は低めに推移するので時間がかかることに
なる。それでも別に問題は無いが、向風学校の種まき作業日には間に合わせたいので
水温を上げることにした。

コンテナに張ってある水は地下水。年を通じて水温は15℃前後で安定しているので
朝晩に地下水を入れてやれば、多少の効果はありそうだが、この場合は、更に水温を
上げてやりたい。水中ヒーターを投げ込むのが、最も手っ取り早いだろうが、そんな
無駄な道具も費用も不要で、しかも簡単な方法を考えた。


テキトーですが充分です.JPG

蛇口から直接コンテナに水を入れるのではなく、地面にホースを這い回らせてから
入れてやる。ホースリールは30m。よく晴れた日なら 充分に効果が期待できそうだ。
どんな家庭でも手軽に利用出来る簡易熱交換器である。
 
 
 
ほんの少し蛇口を捻ってから、程なくして水温が上がり始めた。
 
にわかに上昇をはじめる.JPG
 
最終的には、最高で19℃手前まで上がる。外気温によっても差は出るだろうが、
これで日中ならば15℃以上で管理が出来そうだ。
 
  
 

一応、もともとの水温もしっかり測定しておく。 
屋内の流しから出る地下水は、15、8℃。 
入口側水温.JPG

ポンプと、その周囲の配管が若干露出しているので、汲み上げ直後は15℃強と
思われる。
 
  
 
長いホースの出口では、約5℃水温が上昇している
 
吐出側ピーク水温.JPG
 
写真は、ピークホールドデータを、室内で撮影。屋外だとこのタイプの表示は
見づらくて仕方が無い。

 
太陽光というと、どうしても電気ばかり注目されるが、通常の生活ベースならば、
いちいち電力に変換する必要が無い場合も多々ある事を覚えておこう。

電力事情が、この先は良く無さそうだ。こんな感じで地下水を熱交換器に通して、
また地中へ戻す方式のエアコンなどが、脚光を浴びる日もそう遠からず。
そのエアコンをソーラー発電で動かせるなら、尚良いだろう。


 
 
 
最近のブログ記事には、このノリが欠けていたようだ。
更新頻度の多い時期ほど、実験ばかりしていると思って良い。

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