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#310 冬のタンパク源

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こんな生活をするようになってから、以前よりも『ちゃんと食べてる?』と、聞かれる
回数が多くなった。食べられる物を育てているのだから、食うに困らないのを察して
もらいたいものだが、身長は169.5cmなのに、体重は通常50キロ、多い時でも
52キロ程度と異常に痩せている。こんな説得力の無い姿、心配されても仕方が無い。
胃下垂の遺伝だか何か知らないが、昔から食っても食っても太らない。筋トレをしま
くっても、見かけは何も変化無し。この体型は父方の系統の特徴でもある。それこそ
高校生の時から、まるっきり変化が無い。いわゆる浪費型遺伝子というやつか。
この世の中だから生きていられるが、食料危機になったら真っ先に死ぬ自信がある。
だから、主食を栽培して死なぬようにするのである。

先の質問に、冗談を交えつつそんな受け答えをすると、今度は『肉とか食べてるの?』
と言われる場合もある。食生活を考えてみると、確かに野菜が多く肉は少ない。

何というか、そこまで好きでもないし、別に嫌いでもない。疲れてきた時などには、
たんぱく質が足りませんよと、体が訴えてくるからそれで自動的に食べる程度で、
普段から積極的に摂食する事は、自分の場合では考えにくい。なにしろ、肉を食べ
過ぎると、脱水症状になってしまう体質でもあるのだ。
 
 
でも、変わった食べ物なら肉でも魚でも昆虫でも何でも食べたい。
今日は、北海道の知人からエゾシカの肉が届いた。現地では害獣として年間に8万頭が
駆除されているが、生息個体数は64万頭から更に増加しているそうだ。雪原に群れる
エゾシカなど、とても勇壮なイメージだが、害獣とは何とも悲しいというか、仕方ない
のも分かるが・・・。せめて食べて成仏してもらう他は無い。

肉肉肉・・・.JPG

肉は、前脚・後ろ脚と、部位ごとに送ってくれた。
 
 
 
作業台の上に、無造作にゴトッと置き、切り分けを始める。
こんな肉の塊を自分で処理するのは初めてのような気がする。


まえあし.JPG

キッチンバサミや包丁で、骨から肉を外して小分けにしてゆく。
獣というか、鹿独特の匂いがするが、この臭みがダメな人も割と多い。この匂いが
結構好きなのだが。肉自体は赤みが多く生食もいける。(肝炎になる恐れありだが)
栄養源として見れば、身体に優しいかもしれない。クジラやイノシシの肉が食べれる
人なら、鹿も大丈夫だろう。 
 
 
可食部は5Kg.JPG

切り終えた肉の重さは5Kg。流石に一人では食べられない。大量に冷凍しておく
よりも、早いうちに鹿肉でパーティしたり、理解ある方にお裾分けしようと思う。
これからは、料理するのも楽しくなる。色々と鹿レシピを増やしておこう。
明日は、教わったようにハムでも仕込んでみようかな。

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