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#308 草の根むしり

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稲刈りが済んだ後、田んぼを耕す人と、そうでない人がいる。
自分としては、どちらでも良いというか、あまり拘りは無い。

けれども夏場、雑草の勢いが激しかった田んぼとなれば、話は別になってくる。
土をひっくり返し、種子や根っこで越冬する夏雑草を寒さに当てて、少しでも減らして
ておかなければまた同じ目に遭う。

ゆっくりやっています.JPG

この時期はいくら植物の残渣を土に混ぜても分解されないのは、畑でも田んぼでも同じ。
残渣の分解が進まなければ、春の田植え後にガス害が出易くなるというのが通説である。
よって、本来は稲刈り直後の気温が高い時期に耕せと、よく指導される訳だ。

ただ、6月の頭位に田植えをするならば、ある程度残渣の分解も進みそうな気もする。
秋に耕して分解が進み過ぎれば窒素が逃げる。そのぶんは、肥料で補給する必要が出る
かも知れない。もともとあるワラや雑草の残渣を有効に利用して肥料を節約するには、
植え付けタイミングを見極められるようにならなければいけない。まだまだ試行錯誤が
必要である。


今日、耕した田んぼでは、スズメノヒエ害が激しい。
昨年は、春になってから耕作が決まったので、冬場に叩いておけず、終始この雑草に
苦しめられた。冬になっても、強固に張り巡らされた地下茎は枯れず、田んぼの下で
春になるのを待っている。放っておくと、イネより前に栄養成長を始めてしまうで非常に
まずい。少なくとも、イネを植えた瞬間位は他にライバルとなる植物がいないようにして
おかねば。


夏でも冬でもジャマ.JPG

この時期、ワラなどはロータリーに巻きついても割とすぐ外れるが、スズメノヒエの
地下茎はまだ生きているので、簡単には外れず写真のように激しく絡みつく。耕していると
ロータリーが地下茎を千切る時のゴツゴツという振動が伝わってくる。
流石に、こんな作業は管理機よりもトラクタの方が数段上手だ。
巻きついた根は、畦に積み上げて枯らしておくが、土中に残った切片からまた再生して
くるので、寒い間に再度耕して、地表に露出した部分を枯死させる。

これは、ヤブに繁茂していたセイタカアワダチソウ駆除と同じ手法。
そしてどちらも北米原産。農薬を世界中に広めたのも向こうの人。そう考えると、この
対処法が正攻法なのかどうか疑わしくなってくるが、もはや気にしても仕方が無い。
 
 
 
  
 

この時期の田んぼには、渡り鳥が沢山いる。

今日、見かけた面白い鳥。トラクタで近寄っても逃げないので、キャビンの中から撮影。
 
なんかお洒落な鳥.JPG
 
 
タゲリ。色も、頭の羽飾りもなかなかお洒落。鳴き声もかわいい。
今まで、見た事がなかったので調べてみたが、千葉県では絶滅危惧種Ⅱとの事。
全国的に少しずつ個体数を減らしているようだ。何か今日はいっぱい田んぼにいたけれど、
来年も来てくれるとは限らない。
 
 

ああ、田んぼにエサがあれば良いのだろうか。
えーと、エサは、ミミズ・昆虫・・・。はいはい、薬は使わないですよ。
田んぼにも有機物入れてぐちゃぐちゃにしておきますよ。

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