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#285 作業場はこんな感じです

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米の天日干しが済んだので、モミ摺りを行う。ここの所雨ばかりだった上に出歩いていた
ので、やっと作業が出来た。但し、作業中の写真は無し。単独でのモミ摺りは、モミの投入、
モミ摺り機の操作と排出されたモミの再投入、袋詰めなどで全く手が空かない。
写真は撮れなくも無いのだろうが、精神的な余裕が無い。

 
作業も後片付けも終わってから、やっと写真を撮った。
作業場がどんな様子なのか、まだ紹介していなったのでここで説明しておこう。
 

作業場の全景.JPG
 
 
奥の緑色の大きな箱が乾燥機。手前左からモミ摺り機・石抜き機・米選機。
乾燥機の上方から伸びる排出パイプから、モミがモミ摺り機に入り、玄米状態になって
排出される。次に、石抜き機で不純物が取り除かれ、最後に選別機で、未熟米と良質米を
分けて袋詰めが行われる。
石抜き機は、師匠が使用せずにいたものを快く提供してくれた。米選機は、型落ちの新品を
格安で購入。モミ摺り機は、昨年に入手したもの。ここまで揃えば、ひとまずは大丈夫。
最近の縦型米選機は、袋の重量が設定値に達すると自動的に玄米排出シャッターを閉じて
アラームで知らせてくれる。この動作によって、なんとか単独作業が可能になった。また、
省スペースなのも助かっている。普段は得体の知れない中古機械を相手に四苦八苦している
が、押さえの効かない作業には、やはり新しいものを使うに越した事は無い。
 
 
ところで、モミ摺りしたのはあの要塞田んぼで収穫したコシヒカリ。
栽培期間中全てにおいて農業用水のバルブを全く開かずに、山から沸いてくる水だけで
育てた米である。あの日照りの中でも、田んぼは全く乾かったのだからそれだけの甲斐は
あっただろうが、収穫量は最悪だった。そのために天日干ししか出来なくなったのだ。

農薬・化成肥料不使用、湧水導入、天日干し・・・。

田んぼには、水棲昆虫やドジョウやらタニシがうようよ。鳥も沢山来る。雑草も水草も
増えた。こうなってくると、過酷な環境だと思っているのは人間ばかりである。別に、
それを逆手に取って米の売り文句にすることも出来るが、それも人間視点なので
いちいち考えているとおこがましく思えて嫌になってくる。
 

この米はそういうモン。それ以上でも以下でも無い。
 
 
単独でやっている現在は、ブランド化など眼中に無し。それは周囲と協力して栽培する
状況が出来てきてから考えるべきだろう。

 
 

とは言え、ここまでの米になってしまうと通常と同じ価格に設定したら原価割れも甚だしい。
少々高めに設定しても欲しがる人がいると良いのだが。早いところ味を確かめておこう。

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