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#276 転ばぬ先の純正部品

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今日の午後、先輩が溶接補修した部品を持って訪ねてくれた。
すかさず、一緒にコンバイン一号機の整備を再開する。

一号機は、コンクリートの瓦礫の山の近くに置いておいたせいで、いつも間にかホコリまみれ。
雨を避けようと、コンクリート台座の軒の下に保管していた事が、裏目に出た。
なにしろ、ここ一ヶ月程、全くと言って良い程雨が降っていない。落とした瓦礫から巻き上がる
砂塵が、容赦無く機械に降り積もっていた。

今年もがんばってください.jpg

作業内容は、清掃、ラセンとベアリングの交換、フィードチェーン調整など。
どれもさして難しくは無いが、まだ暑さが堪える。

 
この機種、相当古いのだが、調べてみると、辛うじてまだ純正部品が残っていた。
時間が経過しているので、それなりに値が張るかと思ったが、現行機種とあまり変わらぬ
良心的な価格だったので交換。写真は外した古い部品。

2番ラセンとスロワ.JPG

この部品の在庫はもう日本で5本しか無く、パーツリストも農機屋から無くなって久しい。

古い機械を使い続けたい、あるいは購入したいののならば、まだ使える状態であっても、
消耗しやすい部品については在庫の有無を良く確認しておき、無くなりそうならば早めに
押さえておく事が鉄則。これについては、車でも単車でも農機でも共通である。

それで、良く未使用の純正部品が溜まってしまう事もあるのだが、部品が無くて使えない
機械や、部品取り用にと更に機械そのものが増えていくよりは場所を取らないだろう。


趣味人は、旧い車や単車の部品をよこせとよく騒ぐし、稀にメーカーが再販する事もある。
しかし、古い農機の部品を血眼になって探している人には、お目にかかった事が無い。
やはり仕事の道具、部品供給が途絶えたのなら、普通は代替か。

農業でも、仕事はスピードが命。つまらぬ部品探しや加工修理などに費やす時間があれば、
他にも出来ることは山ほどあるのは理解出来る。それでも、効率とスピード優先で機械に
作業をさせてばかりいれば、当然痛みも早くなる。それで短いスパンで代替を行うという
前提が有るのなら、それは機械の性能や耐久性云々ほ話ではなく、やはり使う側や作って
いるメーカーの都合でしか無い。

物は、人によって使い込むペースも異なる。
だから、物を大切に使う人のためにも、もう少し部品を残しておいてくれれば良いのにとも
やっぱり思うのだ。新車はとかく高いもの。大事に使い続けたくても、泣く泣く買い換えている
人だって少数とは言えまい。

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