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#274 農機棚卸し

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今月になってから、いきなり5台も機械が増えた。これに乾燥機を加えると6台になる。

その5台は、欲しいと誰かに言った訳でもなく 『使わないか?』 と、どこからともなく話が
湧いてきた。それで、別に断る理由も無いので有り難く使わせて頂く事になった訳だ。
機械を拾ってくる都度紹介してゆくのもj面倒なので、今回は一気にご覧いただこう。
 
 
 
まず、バインダ(稲刈り機)
 
これは、刈ったイネを紐で束ね、ポンポンと横に放り出していく機械だ。
小さな湿田や、導線が狭く大型機械の入れない田んぼ、作付け面積の少ない品種を
刈って天日で干したい場合などに重宝する。
そのためか、根強い需要があり、未だに細々とモデルチェンジを繰り返して生産が
続いている。この機種は、おそらく現行のひとつ前のモデル。部品はまだ大丈夫だろう。

なんか新しいんですけど.JPG

洗車してみると、ほとんど使われていない事が判る。
しかし、数年間放置したとのことなので、当然メンテが必要だ。また、結束(イネを束ねる)
機構は故障が多いので、使用してみない事にはなんとも言えない。
購入価格はゼロ。先方からの運送費のみこちらで負担した。
  
 
 
次は、エンジン高圧洗浄機。
これがあれば、用水路などから水を汲み上げ、圃場で機械を洗う事も可能。 
 
本当に使ってたの?.JPG

バインダ同様、ほとんど使用された形跡が見当たらない。
シンプルな構造故に復帰は楽。早めに使える状態にしておこう。

 
 
次は、業務用の精米機。
メンテナンスの為に一部分解してあるが、痛みは少ない。

これも無料なり.JPG

精米機は、先日中国人の回収業者から拾ってきたものも合わせて三台になってしまった。
とりあえず、すぐに使えるのは一台だけだが、全て作動するようになれば、仕上げ重視か
量を搗くのかで使い分けが出来るようになるだろう。
 

ちなみに、洗浄機と精米機についても送料負担のみ。それでは余りにも申し訳ないので、
機械をご提供くださった方には、改めてお礼を考えておかなければなるまい。
 
 
 
次、またしてもコンバイン。

お世話になっている、近所の養豚農家の方のお宅に顔を出した際、余っているからどうかと
言われ、現物を確認してみたところ、異常に程度(余っ程古いので整備保存状態と言うべきか)
が良く、機械自体も生真面目に各部が造りこ込まれていた事から、つい引っ張ってきてしまった。

部品供給はヤバそうだが、全体的に消耗も少なく、メンテのみで、あと数シーズンは使えそうな
事から、今年の稲刈りは、これと一号機で行う事にした。


 
奇跡のコンディション.JPG
 
これは流石にタダでは申し訳ないので、先方と相談の末、5万円を渡した。
奇しくも、3台あるコンバインは全て二条刈りで、価格は5万円という事になる。

それはそうと、先月苦労してサルベージしてきたコンバイン2号機は、交換が必要な箇所の
純正部品がベアリング類を除いて全て欠品であった。それでも直す手段は無くは無いのだが
そこまでして修理をしても、また別の箇所が故障すれば、同じ目に遭ってしまう。
従って、今年は出動せず、以降は別な作業機としての改造を目論んでいる。
 
 
 
最後、トラクタ。
 
それなりにやつれた感じではあるが、まだしっかり動く。
畑を貸してくれているおじさんが、昨年に、ロータリーを破損させてしまい、もう使わないからと
言って、話を持ってきたので、3万円で購入。


クボタは、この手の古い機種でも、異様に残存率が高く、輸出業者の間では人気が高い。
ブローカーにコイツを渡せば、おそらく5万円以上で引き取ってくれるとは思う。
簡素な構造による堅牢さと、使い込んでも音を上げないエンジンが海外では受けるらしい。
 
入門機として最適.JPG

牽引車として使用するも良し、適当なロータリーを拾ってきて装着し、操縦訓練車にするも
良し、ついでに、湿田では軽いこちらの方が有利。
 
 

とまあ、世の中にはこんなにも不要な機械があったのかと驚くばかり。
必要なものがあれば、モノ余りの世が続くうちに安く揃えておく方が賢明なのだろうか?
 
 
 
 
それにしても、機械が増えすぎて、自分でも幾つあるのか分からなくなってきた。
ついでに、棚卸のつもりで、今ある物を書き出してみよう。
以下、単調且つ素人には意味不明につき、興味のある方以外は無視すべし。
 
 
 
 
チェンソー
・ハスクバーナ340 
 

刈払機
・新ダイワ (現やまびこ) R35F-2B  ×2 (3台中一台は、知人に譲渡)
・新ダイワ RM270
・富士ロビン(現マキタ沼津) NB232 (不動)  無料
 
 
動力散布機
・共立 (現やまびこ) DMC601
 
 
中耕除草機
・共立 PCE315
 

耕耘機
・ホンダ F210
・ホンダ FF500
アタッチ :標準ヒッチ・畝立て器・アゼ切りローター・湿田用補助車輪
  

トラクタ
・クボタGL27
アタッチ :  純正バケットローダ・二プロ 標準ロータリー2m/コバシ ドライブハロー2m
 
・クボタ L1801DT
 
  
発電機
・ホンダ EC1200X   無料(期限無し無償貸与)
・ダイシン SGA1600HX (エンジンGX160は要再調整)  無料(期限無し無償貸与)
 

田植え機
・三菱 MP45
 
 
高圧洗浄機
・ロビン(現富士重工スバル) JET1010 (要点検)  無料
・ホンダ WSE7H(電動)  無料
 
 
コンバイン
・三菱 ML11 (整備中)
・クボタ RX125DW (修理ペンディング、改造を模索)
・ヤンマー TC1010 (要調整)
 
 
バインダ
・三菱 MB46 (整備中)  無料
 
 
精米機
・カンリウ RE320F
・丸七 EC20 (要修理)
・サタケ NBS30 (メンテ中)  無料
 
 
籾摺り機
・サタケ GPS350F
 
 
乾燥機
・シズオカ SVC2800  無料
 
 
エアコンプレッサー
・東芝 機種不明 (結線変更及びリリーフバルブ要修理)   無料
 
 
軽トラック
・スバルサンバー 4WD


新旧混じって27台・・・こんなにも沢山あるとは、自分でも呆気に取られる。なにしろ体はひとつ
しか無いのだから。ここから更に、米選機がイネ刈りまでに加わってくる。すぐ使える物とそうで
ない物もあるが、ともかくこれで通常の耕作以上の作業が行えるだけの機械は整ったと言え
そうだ。

これら設備の購入費用をざっと計算すると、202万2千800円となる。但し、これに加えて
補修部品や消耗品、整備工具などの費用も必要になってくるので、何とも言い難い金額だ。
高いと見るか安いと見るかは読者の判断にお任せしたいが、よく言われる稲作就農には
設備に一千万円以上必要という話に対して、自分は疑問を感じざる得ない。
 

機械は、アンテナを高くしておけば意外と集められる。然し、修理やメンテナンスを行って維持
していく方が遥かに困難なものだ。それを自分でやりたくないのならば、やはり一千万円を
用意した方が良いのかも知れない。
 
 

無論、出来る事なら必要以上の機械もエネルギも使わずに耕作をしたい。
そんな思いとは裏腹に、行き場を失った機械どもが生コン事務所にはやってくる。
それを見るにつけ、限界まで使って寿命を全うさせてやりたくもなるのだった。

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