田舎日記ホーム >>> 田舎生活 >>> 新規就農者ブログ >>> #260 自由研究の夏

#260 自由研究の夏

| トラックバック(0)

工事で田んぼにあまり出られなくなっても、生コン事務所の敷地に置いてあるイネの
観察は出来る。その様子を今回は紹介していこう。
 
 
 
まずは、この期に及んで、またしても苗。
特別に強かったものを3枚だけ残しておいたのだ。(ふさおとめ)

まだ生きてるのか!.JPG

猛暑の中、水を全く与えずに4日間放置。
それでも、まだ半分は生きている。ここまで来ると、このまま時折水を与え続け、苗箱の中で
モミが付くのかどうかまで確認したくなってきたので、水をかけておいた。
 
 
 
次は、バケツ稲。(玄米から育てたさわのはな)
 
 
バケツ有機栽培.JPG

このバケツに入れた土は、未分解の有機物が大量に残っている田んぼを再現すべく、
ご丁寧に、枯れた苗(苗箱2枚分程)を土ごとひっくり返して詰め込んでから苗を挿した。
挙句、田んぼに撒いたものと同等の有機肥料を一握り散らしてある。

水はもはやドブの臭いがして、富栄養化が進んでいる。蚊の温床にも最適だ。
ガス害もありそうだが、それでも、それなりに分けつして元気である。
【さわのはな】が強いのか、それとも苗が強かったのかは不明だが、元気であるのには
変わりは無い。ちなみに、葉の虫食いは全く見られない。

 
 
次は、有機栽培との比較用にと、慣行栽培と同じような窒素系の化成肥料を土に混ぜ込み、
コンテナで栽培しているイネ。ついでに密植部分と、疎植部分とを分け、生育状況を比較出来る
ようにもしてある。(さわのはな)

コンテナ化成栽培.JPG
 
やはり、生育初期から肥料が良く効いている。葉の色も濃く、勢いは先ほどのバケツイネを凌ぐ。
葉もだれる事は無く硬いので、ケイ酸資材として竹パウダー配合の土を混ぜ込んだ効果も出て
いるようだが、こちらは虫食いもチラホラ確認出来る。

窒素の量が多いと、どうしても虫が付きやすくなるのは間違い無さそうだ。
 
 
 
その次のバケツ稲は、【ふさおとめ】。土の条件は、先ほどのバケツ稲に準ずるが、
こちらは有機肥料の施用はしていない。
  
 
やっぱし強いよね.JPG

土の量を多くし、水深はある時でも2cm程度と、浅くして管理しているが、活着は非常に
悪かった。10日以上経過して、ようやくイネが起き上がってきたのだが、その間、ほとんど
生長していない。
 
 
 
しかし、根元を良く見てみると・・・。
 
 
どうにでも再生します.JPG

なんと、いつまでも寝ている親株に見切りをつけるかのように、分けつ芽が一斉に真っ直ぐ
伸び始めている。なるほど、これで除草機で完膚無きまでに叩いてしまっても、2週間も
経てば、何事も無かったかのようにそこにまた何本かイネが生えているのも頷ける。
しかし、これだと植え付け時期から考えれば、生育期間は長くなってしまうよにも思える。
だとすると、除草機というのはもしかして、栽培期間を調整するのにも使えるのかも知れない。
無論、イネにダメージを与える前提なので、単純に考えれば収量は減ってしまうと思うが、
肥料の効きを生育に応じて調整する必要が生じたような場合は、こんな知識も必要なの
だろうか?
 
 
 
話は変わって、工事の進捗報告。
 
まだまだ先は長い.JPG
 
 
今日の午前中に、ようやくコンクリートのハツリ作業は完了。外壁の工事をするための
足場を途中まで掛けた。
このハコも、なんとか今月中には完成させておきたい。
盆前に、どこまで進められるかが、勝負のカギになりそうだ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://inaka-nikki.net/mt/mt-tb2.cgi/1215