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#242 ちまちま除草 田んぼはマチマチ

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田植えが済んだら、今度は除草のシーズン。
雑草が繁茂すると、肥料を奪われるばかりかイネの分けつまで妨げられてしまう。
田植えが長引いてしまったが、大方の田んぼはまだまだ間に合う。
 

除草機も休まる暇が無い。この間まで新品だったのに、少々くたびれてきた。
今後も調子よく使うため昨日はメンテを実施し、ついでに点火系にも小細工を
加えておいた。

 
 
今日、手をつけたのは、田面の陥没が起こった田んぼ。

常に水位が低いのだが、意外と雑草が少ない。
秋から冬にかけてちゃんと耕したり、初期除草を行った成果だろうか。

ここは、元肥を全く入れず、イネが活着した後から、有機肥料20Kgを一袋だけ
(推奨使用量の1/4)のみ入れておいたのだが、なかなかどうして生育は良い。
ここまでイネが分けつしていれば、除草機で誤って倒しても、正面からぶつけ
さえしなければ、まず起き上がってくる。
 
よく持ち堪えた.JPG

ここは既に水が切れかけており、表土も露出気味なので、ほじくった雑草は土中に
埋め込まれていく。気温が高い時期は、有機物の分解も進みやすいので、以降はその
雑草もまた、やや遅効性の肥料となる。また除草後は、その分解を促す目的で、元肥
と同じボカシ系有機肥料を20Kg散布。地温が上がりやすい中干し期間中に、以降の
肥効きを良くしておく算段だ。

しかし、どこまでの肥料の効果が持続するかは不明。
出穂の30~40日前に行う、一般的な追肥とは異なるタイミングなので、以降の
生育に応じて、施肥量を見極めなくてはいけない。更に、肥料食いの早稲品種という
こともあり、資材の節約には、やっぱり頭を使う。

 
 
ところで、こちらは、手を打つのが遅れた田んぼ。
先週、縦横に除草機を押してはいるものの、それで残った雑草が勢いを増してきて
おり、非常に見た目が悪い。直ぐにでも、また除草したいところだが、イネの
起き上がり方も、分けつもイマイチだ。もう少し辛抱しなければ、イネの再生時に
余計な負荷を加えてしまうことになるだろう。


昨年の悪夢再び?.JPG
 
 
また、雑草が全面に茂った場合(特にコナギ)は、除草機を通しても、数日で見た目が
元に戻る。従って、そこまで成長する前に対応を済ませなければ、全く歯が立たなく
なる。しかし、イネが高く伸び、田面が影に覆われれば雑草はほとんど生えてこない。
そこまでの間が除草の勝負どころなのだ。
 
 
この田んぼは、初期の水位管理が甘かった上に、草が多いのを知りながら、田植えや
向風学校の支援を優先させた結果このような状況に。少しでもタイミングを逃すと
直ぐにこうなる事は、昨年に経験済みだったのだが、このままではまた悪夢を見る
羽目になるかもしれない。
 
 
 
次は、棚田の上から二段目を除草。

先週、縦方向に一度通してあるので、今回はそれに対して直行方向に機械を押す。
この田んぼは、きっちりと水位を維持しており 生育初期の雑草は、水面に浮いて
くる。これを水で流すか熊手などで除去するのが最も確実だが、水深が深い場合は、
浮いたまま腐っていくものも多い。今回は、用水が止まっているので、しばらく
浮かせておこう。
 
もう少しの辛抱.JPG
 
 
おびただしい量の雑草を浮かせたが、イネもだいぶ寝た。水位が下がってきたら、
再度、縦方向に通して、イネの株間に土をよそいたいが、それまでに起き上がって
きてくれるかどうかは余り自信が無い。それでも、昨年より相当マシな管理が
出来てはいる。
 
 
 
こちらは、棚田のてっぺんにあるイベント田んぼ。
 
一週間後はいかに.JPG

水深は保てているものの、コナギの葉がボチボチ水面より上に出始めた。
葉が完全水から現れる頃になると、もう熊手で引っかいた位では抜けない。更に
田面を覆うようになると、手で抜こうとしてもブチブチ千切れて抜きづらく、残った
部分から直ぐに再生してしまう。

集団草取りは、来週末。それまで、水深をいかに保つかが、明暗の分かれ目。
中干し時期なのが恨めしいが、アゼの保守だけはきっちりやっておこう。
  
 
 

さて、除草云々という話はまだ先だが、例のザル田はどうなっただろうか。 
 
畦畔板おそるべし.JPG
 
 
何と、まだしっかり水位を保てている。入念に代かきをして、表土をトロトロにして
おいた事も、多少は効果があったのかもしれない。
減水深は、一日20mm以下。適当に雨が降りさえすれば、干上がらずに乗り切れ
そうである。そうなれば、除草も普通の手間で済むので、なんとか持ち堪えて欲しい。

ザル田なので、ここも例によって元肥ゼロでスタートしているのだが、肥料の
投入はもう少々様子を見てからにしておこう。
 
 
 
まったく、田んぼの条件が毎回違いすぎて頭が混乱しそうになってくる。
けれど、普通の人の何年分かの経験を得られるのなら我慢我慢。

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