田舎日記ホーム >>> 田舎生活 >>> 新規就農者ブログ >>> #220 湿田トライアル

#220 湿田トライアル

| トラックバック(0)

晴天続きで、田んぼも良く乾いているので、荒起こしをしようとしたら、
田んぼに入る前に、トラクタがスタックしてしまう。


侵入口は湿地と高さが同じため、、常に水が切れていないのだ。
やれやれ、相変わらずこの田んぼは色々と拒んでくれる。

まだ耕してないのに・・・.JPG

一応コンパネを敷いて、通過しやすくしたつもりだったが、あまり効果がなかった。
大丈夫だろうと、ストレーク(爪車輪)を畳んでおいたのもまずかった。


しかし、まだ腹を擦る程まで埋まっている訳ではない。これなら脱出出来そうだ。
泥まみれになりながら、ストレークをはたき出し(土が詰まっているので仕方なく
ハンマーも使う)、微速前進。砕氷船のようにコンパネを粉々に踏み砕きながら、
どうにか田んぼに入る。
 
 

まだこれくらいなら.JPG
 

帰りは無事に出られるのだろうか。

作業中も気がかりだが、荒起こしの方はいとも簡単に終了。
ここまで苦戦しないのも今となっては稀。


こっちはよく乾いてる.JPG

やっと普通に作業を行うことが出来たのは、しっかり水を切っておいた成果。
少しは報われる事もないと、とてもやっていられない。 
 
 
そして、問題の脱出。
先にスタックしたため、入る時より更に深くなっている。そして、アプローチの傾斜
部分と湿地の間にはかなりの段差を作ってしまった。少しでも進入角度を間違えれば
段差を前輪で削ってしまい深みを広げるか、トラクタが横転しそうになるかで、おそ
らく乗り越えられないだろう。不用意な転舵を加えても、即スタックだ。
 
 
ここで深呼吸。

もうヤダ.JPG

トラクタを降り、入念に下見。頭の中でどのように通れば抜けられるのか、また、
その操作をシミュレートしてから挑む。ブレーキの連結は解除し、泥の中で進入角を
微調整しながら足をひっかけ、どうにか通過する。
新たな難所へ.JPG
 

ひょっとして、こんなトライアル競技があっても面白いのではないだろうかとも思うが、
操作中は相変わらず生きた心地がしない。そして、新たな難所を自分でこさえてしまった。
代かきの前にどうにか補修しておかねばなるまい。
 
 

 
上の田んぼは、トラクタがにハマる前に、大方の耕起が済ませてあるが、またしても
水の切れない部分があるため、そこは迂回して耕した。

でっかいパズル.JPG

これはこれで、凄く複雑な順序で耕す事を要求される。

また、田面が掘れるのを防ぐために、水気の多いところ、よく乾いている場所に応じて、
隣接耕か、一畦置き耕かを選ばなくてはいけないし、トラクタの沈み込み量によっては
自動耕深制御も追いつかない事もあるので、更にマニュアルで調整。最後に周回耕をしよ
うとしても、どうしても曲率が厳しい箇所があり、キレイに仕上がらない。

何か、新手のパズルゲームでもしているかのような感覚にも近いが、ワンコインで気軽に
という訳にもいかない。もっと上達して、燃料消費や機械の消耗を抑えよう。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://inaka-nikki.net/mt/mt-tb2.cgi/1138