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#212 急ぎたくても急げない

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今日も雨が降る。
お陰で田植えが済んだ田んぼは丁度良い水位になったが、まだ耕していない田んぼの
土は水を含んでいよいよ耕しにくくなっていく。
 
 
田んぼを耕す前に、一面に広がっている雑草(スズメノテッポウが多い)を細かく粉砕
しておく。伸びたまま耕すと、どうしてもロータリーへの残渣が絡み付いてしまい、
キレイに耕せない上に機械への負荷が高くなる。

稲刈り後?.JPG

なにしろ管理機は小型なので、余計な負荷が入っては作業効率が極端に下がる。トラクタは
正常に作動するとは言え16年以上経過し、総運転時間は2200時間を越える代物。
これは、食品で例えるなら賞味期限切れ。食べられそうでも、いちいち臭いを嗅いだり
毒見をしないといけないのと同じである。
 
 

田んぼはただでさえ負荷が高い。常に機械は温存する作戦だ。
最悪、田んぼの1~2枚くらいイネが植えられなかったとしても、無理して高価な機械を
潰すよりはマシである。

 
だから、早く植えたくても下準備に時間をかけざるを得ない。
刈払機+ナイロンコードで4反分弱+田んぼに隣接する道路の草を刈った。
その後は、各々の田んぼに元肥を入れる。本日は7袋、計140Kgを投入。
 
 
 
一番上の田んぼから3枚は、まるで稲刈りをした直後のように見える。

3枚とちょっと.JPG

それと、年中グズグズになっているような深い部分は草もあまり生えていないので、
敢えて草刈りもせずに残してある。もう耕すこともせず、水を張っていきなり代かきで
充分だ。無理にそんな場所に重たい機械を入れても深くなるばかりでムダだろう。
 
 
 
それにしても、この刈払機もだいぶ使いこまれてきたが、まるで音を上げる気配が無い。

5月のかろーね.JPG

機種詳細

新ダイワ R35F (かろーね) 
空冷2ストローク 33.6cc


今となっては珍しい落下式燃料タンクとフロートキャブレタ、スイベル構造の組み合わせ。
作業姿勢によっては、エンジンが息をついてしまう事もあるが、何よりダイヤフラムキャブ
仕様よりも動作不良は確実に少ない。
クラッチハウジングはやたらブ厚く、メインパイプも太い。リコイルケースは金属製、
飛散防止カバーはポリカーボネイト製と、どこまでも妥協の無い造り込みから、設計年次の
古さが窺える。これを現代で新たに作ろうとすれば、即座に却下される事だろう。


このように、高出力且つ頑健な構造を持っていることから根強い支持を受け、この古臭い
外見のまま現在も生産され続けている稀有な存在。ナイロンコード作業は勿論の事、
ノコ刃による小径木の伐倒まで、実に幅広く使用可能なことを考えれば、重さなど気に
してはいられない。


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